共和党上院リーダー、暴徒はトランプ氏に触発された

97

上院共和党トップのミッチ・マコーネル院内総務は19日、議会におけるスピーチで「前回、上院が招集された際、われわれは議会が義務を果たすのを止めさせようとした凶悪犯から議事堂を取り戻した」と6日の議事堂事件に触れ、「暴徒は嘘を吹き込まれた。彼らは大統領とその他の権力者たちに触発された」と非難した。

続けて「彼らは恐怖と暴力を用いて、気に入らない連邦議会の特定の手続きを阻止しようとした」と述べ、「しかし、われわれは前進を止めなかった。団結して、暴徒が国家の法の支配を拒否する権限は一晩たりともないと宣言し、人民に選ばれた第46代大統領を認定した」と語った。

下院は13日、トランプ氏が「暴動を扇動」したとして、弾劾訴追する決議案を232-197の賛成多数で可決した。トランプ氏は米史上初めて2回の弾劾訴追を受けた大統領となった。

下院の決議案通過後、マコーネル氏は同僚の議員らに宛てたメモで、現時点でどちらの票を投じるか決心していないと告げるなど、オープンな姿勢だと報じられていた。