24日、ニューヨークのマンハッタンで開催された感謝祭恒例のイベント「メイシーズ・サンクスギビングデー・パレード」で、歌姫マライア・キャリーがトリを務めた。

“クリスマスの女王”はこの日、クリスタルを散りばめたティアラを付け、ピンクの大きなドレス姿で、パラソルを片手に現れた。ステージから動くことなく、ホリデーシーズンの大ヒットソング「All I Want for Christmas」を歌い上げた。

歌声が1994年に収録されたバージョンとほぼ同じだと知ったファンからは、「口パクでは」と落胆の声が上がった。

スポーツジャーナリストのイアン・ヘスト氏は「マライア・キャリーは、傘を持って立っているだけで、何億ドルも稼いでいる。正直、怒っているのはありません。めちゃくちゃ尊敬しています」とツイートした。

他のユーザーからも「もはや口パクのフリをしていないことにも敬意を表する」「パフォーマンスで見せる気力のなさが大好きだ。われわれがアテにできる唯一のもの」「口パクの女王」などと皮肉るコメントが投稿されている。

なおサンクスギビングデーパレードでの「口パク」パフォーマンスに関して、ジョン・レジェンドはかつて、「山車には、全てのライブパフォーマンスを行うのに必要な音響」が整っていないため、「全員が口パクをしなければならない」とツイートしていた。マライアのファンはこの発言を引用し、口パクなのは仕方ないと擁護している。ただし、マライアはこの日、山車の上で歌ったのではなく、メイシーズの前に設けられた特設ステージでパフォーマンスをした。

カウントダウンイベントで口パクに失敗

2016年のタイムズスクエアのカウントダウンイベントでは、マライアは途中で口パクをすることすら諦め、途中でイヤホンを外し、ダンスをしたり、観客に声をかけ、ステージ上を歩き回ったりした。

「技術的なトラブル」が発生したと伝えられたが、責任の所在について、ライア・キャリーと当時のマネージャーは「視聴率獲得のための意図的な妨害だ」とプロダクション会社を非難。プロダクションは「馬鹿げている」と、マライア側の主張を真っ向から否定する騒ぎとなった。

なお、マライアは翌年もタイムズスクエアのカウントダウンイベントに再登場。同じ時刻にパフォーマンスを行った。