マンハッタンヘンジ(Manhattanhenge)は、英国で夏至に見られる「ストーンヘンジ」の現象(祭壇石とその他の石の直線上に太陽が昇る)にちなんで命名された。年に2日(ハーフを含めると4日)、碁盤目状となったマンハッタンの東西を貫くストリートから、ビルの谷間に直線上に沈む美しい夕日を観測できる。
2020年マンハッタンヘンジ日程
- 5月29日(金) 午後8:13 (ハーフ)
- 5月30日(土) 午後8:12 (フル)
- 7月11日(土) 午後8:20 (フル)
- 7月12日(日) 午後8:21 (ハーフ)
おすすめ観測スポット
観測に適したストリートは、14、34、42、57、79丁目付近。
- 14th Street and Broadway (ユニオンスクエア付近)
- 23rd Street and Broadway (フラットアイアンビル付近)
- 34th Street and Fifth Avenue (エンパイアステートビル付近)
- 42nd Street and Third Avenue (クライスラービルとパークアベニュー高架橋付近)
*効果橋の上は、原則歩行禁止。
*42丁目の最も東側(チュードシティの橋の上)は、多くのカメラマンがスタンバイするので、早めの現地入りがおすすめ。 - 57th Street and Eighth Avenue (ハースト・タワー近く)
アメリカ自然史博物館の天体物理学者、ジャッキー・ファハティ(Jackie Faherty)氏は、今年の注意点として「ソーシャル・ディスタンスが重要とされる時代には、人通りが多い道路から離れるのを推奨する。14丁目からワシントンハイツまで見ることができ、ハドソンとニュージャージー州の西側を見渡すことができれば、見逃すことはない。」とgothamistに語った。