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エプスタイン話は「でっち上げ」 アポロ創業者レオン・ブラック氏 告発女性に反論

米投資ファンド大手アポロ・グローバル・マネジメントの共同創業者レオン・ブラック氏は、8日に裁判所に提出した資料で、ジェフリー・エプスタイン被告との性行為をさせようとしたとする元モデルのロシア人女性の訴えは「明らかに虚偽」だと主張した。ニューヨークポスト紙が伝えた。

ブラック氏は、元愛人だったガゼル・ガニーヴァ氏が話を「単にでっちあげた」ことを示す証拠があるとしている。

ガニーヴァ氏は6月、ブラック氏から名誉を毀損されたとして損害賠償を求める訴訟を提起したが、この際、エプスタイン被告に関する主張は含まれていなかった。8月に提出した修正訴状で、2008年、当時エプスタイン被告がフロリダの刑務所に収監されていた頃、ブラック氏にプライベートジェットでパームビーチにつれていかれ、3人で性行為をさせられそうになったとの話を追加した。

ブラック氏は資料で「この奇妙な告発がいまになってはじめて現れたということが、多くを物語っている」と指摘。2015年頃、ガニーヴァ氏はブラック氏からの質問に、エプスタインとは会ったことがないと話したといい、この録音テープがあると説明している。また「航空機の記録と乗客名簿が、でっちあげ話を否定している」とも主張した。

ブラック氏は、ニューヨーク州裁判所に、訴訟を棄却するよう求めるとともに、ガニーヴァ氏とその弁護士には、「制裁に相応する訴訟の不正行為」を働いたとして、制裁を科すよう訴えた。

ガニーヴァ氏の弁護士、ジーン・クリステンセン氏はポスト紙に送った声明で、ブラック氏は話を捏造していると反論。「ブラック氏の富と権力のコネは、真実が明るみに出るのを妨げることはできない」と述べ、「陪審員が、ブラック氏の恐ろしい行為について責任を負わせることを確信している」と述べた。

2008年から2014年まで愛人関係にあった2人の問題が明るみに出たのは3月。ガニーヴァ氏はツイッターの投稿で、ブラック氏から複数年にわたって性的嫌がらせと虐待を受けてきたと明かした。

これに対して、ブラック氏は不倫関係を認めつつ、疑惑は「完全に捏造されたもの」と反論。ガニエーヴァ氏からゆすりを受け、金銭を支払ったと主張した。

ガニーヴァ氏は6月、ブラック氏のコメントによって職業および経済的な損害を被ったとして、名誉毀損でブラック氏を提訴。訴状では、2014年に受けたレイプについても詳細を明かした。

この後、ブラック氏も、名誉を毀損されたとしてガニーヴァ氏を訴えている。

8月の修正訴状で、ガニーヴァ氏は性行為は断ったが、事前にエプスタイン被告のアシスタントから、2人は「セックス中毒」で、満足させなければ、それなりの結果が待っていると脅されたとも主張している。

エプスタイン被告は未成年の少女らにマッサージや性行為をさせたとして、フロリダ州で2007年に起訴された。翌年、連邦検察と司法取引を行い、2件の買春勧誘罪を認め、13カ月間服役した。ただし、服役中は、週6日12時間、刑務所を出てプライベートオフィスで仕事を許可されていた。2019年7月には、少女らを性的搾取の目的で人身取引したとして、ニューヨーク南部地区連邦検事局によって逮捕、起訴されたが、勾留中に自殺をはかり死亡した。

今年1月、アポロ社の社内調査により、ブラック氏が2012年から2017年の間、エプスタイン被告にアドバイス料として1億5,800万ドルを支払っていたことが明らかになった。この2か月後、ブラック氏は当初の予定を早めてアポロ・グローバル・マネジメントのCEOおよび会長職を退いた。

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