ワクチン義務化に反対のカリフォルニア州検察官 新型コロナで死亡

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カリフォルニア州オレンジ郡のケリー・アーンビー(Kelly Ernby)地方検事代理(46)が、新型コロナウイルスに伴う合併症で死亡したことが分かった。

ロサンゼルスタイムズによると、アーンビー氏は昨年12月4日、保守系の団体「ターニングポイントUSA」が主催するワクチン義務化に反対する集会に登壇。アーバイン市庁舎前で「自由の権利ほど重要なものはない」と演説していた。
パンデミック前の2019年より、州で提出された生徒に対するワクチンの義務化法案に反対していたという。

感染時期や、ワクチン接種の有無については、明らかにされていない。

アーンビー氏は、2011年からオレンジ郡地方検事局に在籍しており、環境法や消費者法を専門としていた。
オレンジ郡のトッド・スピッツァー検事長は、活気にあふれ、情熱的な人物だったと、早すぎる死を悼んだ。

2020年には州議会の下院選で候補者に名乗りを上げたが、敗北。近く6月の予備選挙に向けて、出馬を表明するとみられていた。

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