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米連邦地裁 政府にCNN記者への記者証返還を命令

ワシントンD.C.の連邦地裁は16日、ホワイトハウスに対し、CNNホワイトハウス担当記者のジム・アコスタ氏へ記者証を返還するよう命じた。

NPRによると、トランプ大統領によって任命されたティモシー・J・ケリー(Timothy J. Kelly)判事は裁定にあたり、ホワイトハウスが記者証を差し止めするには、取り消しを正当化する中立的な基準を採用しなければならないとし、憲法によって保証された正当な法の手続きを経ずに直ちに記者証を奪うことはできない、と理由を述べた。さらに、ホワイトハウスの手続きを「不可解」であるとし、弁護側は、アコスタ氏の記者証取り消しが誰の決定によるものなのか、それさえ明らかにできていない、と述べた。

また、ホワイトハウスは記者証取り消しにあたり、記者へ通知し、決定に対する異議申し立てをする機会を与えることに加え、書面による理由書を提供しなければならないと述べた、記者証差しどめにあたり、アコスタ氏がマイクを取り上げようとするホワイトハウスのインターンの女性に手を当てたとするサラ・ハッカビー・サンダース大統領報道官の説明は「おそらく真実ではない」と、ホワイトハウスによる当初の説明の正当性を否定した。

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訴訟は、ジム・アコスタ記者と大統領が口論を繰り広げた7日の記者会見の夜、ホワイトハウスがアコスタ氏の記者証の差しどめをしたことを巡るもので、CNNは、政権による処分が報道の自由を定めた合衆国憲法修正第1条と、適正な法的手続きによらない公権力による権利の侵害から国民を守る修正第5条に違反するとし、13日に訴状を提出した。

The Hillによると、ケリー判事は、今回の政権の措置が修正第1条に抵触するかについては決定していないと述べている。CNN側は、ホワイトハウスによる記者証差しどめの理由を、アコスタ氏の質問が気に入らないからであると主張し、修正第1条が禁じる見解による差別に該当すると主張していた。

この日、FOXニュースの番組に出演したサンダース大統領報道官は「報道の自由は、混乱や無礼、妨害の自由ではない。」と述べ、ケリー判事の決定について、ホワイトハウスは記者に対し、入館を拒む能力があることが明らかになったと発言。「報道の自由はホワイトハウスに対する自由ではない」と語った。

トランプ大統領は会見で、裁判所が要求する基準を設ける作業を進めていると述べつつ、記者は礼儀を実践しなければならない、と語った。

一方、判決を聞いたアコスタ氏は「我々を支援してくれたメディアの同僚達に感謝する。本日の決定に関し、裁判官に感謝申し上げたい。さあ仕事にもどろう」と述べた。

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