バイデン氏 ウィスコンシン州で17ポイントリード、トランプ氏との差拡大

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ABCニュースとワシントンポストが共同で実施した世論調査によると、ウィスコンシン州でバイデン氏がリードを大きく伸ばし、2人の差が前回調査から3倍近く拡大する結果となった。

バイデン氏の支持率は57%で、トランプ氏(40%)を17ポイント上回った。9月の調査では、52%-46%でバイデン氏が6ポイントリードしていた。

2016年大統領選ではトランプ氏はクリントン氏に対し、2万2,748票の僅差で同州を制している。

同州では9月以降、新型コロナウイルスの感染が急拡大しており、過去1カ月間で新たに10万人以上の感染が確認され、10月26日に累計感染者数が20万人を超えたと報じらた。

トランプ氏のパンデミックの対応について、登録有権者の59%が不支持を表明。支持(39%)を20%上回った。9月の調査では、不支持54%-支持44%だった。対応に関してトランプ氏よりバイデン氏を信頼すると答えたのは57%で、トランプ氏をバイデン氏より信頼すると答えたのは37%だった。

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また回答者の63%が、自身または肉親が感染することを心配していると答えた。

経済の対応でどちらを信頼するかについて、先月はトランプ氏50%ーバイデン氏45%だったが、今回の調査では、バイデン氏52%-トランプ氏44%に逆転した。

同時に実施したミシガン州の世論調査では、バイデン氏の支持率は51%で、トランプ氏(44%)を6ポイント上回った。

調査は10月20日から25日に実施。ウィスコンシン州の登録有権者906人とミシガン州902人から回答を得た。誤差幅は3.5ポイント。