マーベル俳優 けがの状態「はるかに悪い」

1718

ネバダ州の自宅近くで、除雪作業中に重傷を負った俳優ジェレミー・レナー氏について、関係者は、けがの状態は極めて深刻だと話したという。Radarが報じた

レナー氏は1日朝、リノにあるマウント・ローズ・ハイウェイ付近の私道で、大型の除雪車「ピステンブリー」に乗り、雪かきをしていた。地元保安官事務所の発表によると、大雪に埋もれた自家用車のけん引に成功した後、車から出て家族と話していたが、この時、車両が勝手に動き始めた。車を止めるため運転席に戻ろうとしたが、この際、重量約6.5トンの除雪車の下敷きになった。鈍的胸部外傷を負い、2度の手術を受けたと伝えられている。

レナー氏は事故の2日後、自身のインスタグラムを更新。集中治療室で撮影した写真を添え、「皆に愛を送ります」とメッセージを投稿した。その後も、家族が病室で頭部をマッサージする動画など、入院中の様子をSNSを通じて報告している。

なお、関係者はRadarに対し、レナー氏のけがは「皆が思っているよりも、はるかに悪い」と明かし、「ジェレミーは、あの場所で死にかけたという事実を強く認識している」と語った。「胸部の右側にぶつかり、上半身が押し潰された。頭部から出血し、足にもけがを負った」と詳細を加えた。救急ヘリの到着を待つ間、大量の出血があったという。「息をするのも困難で、とても苦しんでいた」と事故直後の様子を語っている。

別の人物は、胸部のけがについて「再建手術を必要とするほど、大きなダメージを負った」と説明し、回復には「長い道のりが待っている」と語っている。友人は「戦える状態になるまで、2年かかる可能性がある」との見通しを示した。また、ある関係者は「医師は、体の自然治癒力を高めるため、手術の期間を空けたいと考えており、足の治療に入るまで、今後数週間かかる予定だ」と話した。

Advertisement

なおレナー氏は16日、退院したことをツイッターで報告した。深夜にアカウントを更新し「回復中のブレイン・フォグというのはさておき、家族と自宅で(主演ドラマ「Mayor of Kingstown」)エピソード201を見ることができるのに、とってもワクワクしている」と絵文字を投稿した。