ネトフリ「ウェンズデー」主演女優 撮影中のコロナ感染を告白、制作陣に非難

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Netflix新作ドラマ「ウェンズデー」で主役を演じたジェナ・オルテガ(20)が、ダンスシーンの撮影中にコロナ感染したことを告白した。現場の安全対策をめぐって責任を問う声が上がっている。

「ウェンズデー」は映画「アダムス・ファミリー」のリブート版で、鬼才ティム・バートンが監督を務めた。視聴時間は配信開始から2週間で、7億5,000万時間を超え、英語のドラマとしてNetflix史上第3位を獲得した。

特にウェンズデーのダンスシーンは、レディー・ガガの楽曲「Bloody Mary」をミックスしたものなど、ファンがSNSに投稿したアレンジ動画が数多く視聴されるなど、バイラルとなっている。

ダンスは、ジェナ自らが振り付けを考案したという。NMEの取材に「私はもちろんダンサーではない」と述べつつ「1週間前に音楽(ザ・クランプスのGoo Goo Muck)を知り、できる限りのものを引き出した」と明かした。続けて「コロナの初日だったから、クレイジーだった。撮影は最悪だった」と告白。「朝起きると変だった。病気はしないし、なってもそれほど悪化しない。全身が痛かった。まるで車にはねられたような、リトル・ゴブリンが喉の通って食道の壁を引っ掻いているような感じだった」と症状を説明し、検査結果が出るまで「撮影の合間に薬をもらっていた」と話した。

ジェナの発言に対し、ネットでは制作陣を非難する声が多数投稿されている。掲示板サイトのレディットでは、該当シーンには、多くの役者やスタッフが出演しいたとして、「症状があるなら検査結果が出るまで撮影現場から離すべき」「プロデューサーや監督に責任がある」「現場にいたハイリスクなスタッフを軽視している」などと非難するコメントが寄せられている。

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なおドラマの制作を手がけたMGMはNMEに対し、厳格な新型コロナ対策を実施しており、陽性が判明した後、直ちに現場から外したと回答している。