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アジア人男性を暴行し意識不明に。ヘイトクライムの殺人未遂で男を起訴 NY市

ニューヨーク市警察は26日、61歳のアジア人男性に暴行を加え、重傷を負わせた男を逮捕した。

男は23日夜、イーストハーレムの路上(125ストリート&3アベニュー)で、中国からの移民ヤオ・パン・マ(Yao Pan Ma)さんを後ろから突き飛ばし、頭部を繰り返し蹴った。NYPDは暴行の様子を撮影した監視カメラの映像を公開し、情報の提供を求めていた。
ニューヨークポスト紙によると、男性は意識不明の状態で倒れており、通りかかったバスの運転手が警察に通報した。

事件に関連し、NYPDは26日、ジャロルド・パウエル(Jarrod Powell)容疑者(49)を逮捕した。ニューヨークポスト紙によると、パウエル容疑者には、1988年以降15回の逮捕歴があるという。
パウエル容疑者は警察に連行される際、記者らに容疑を否定しながら「彼とほかのアジア人のカップルに催涙ガスをかけられた。攻撃され、強盗にあった」などと述べたという。

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ニューヨークタイムズによると、パウエル容疑者は27日、ヘイトクライムとしての殺人未遂および2件の重暴行罪で起訴された。

男性は昏睡状態

マさんは、暴行を受けた後、ハーレムの病院に搬送された。現在、医療行為から生じた昏睡状態にあると報じられている。

妻のバオチェン・チェン(Baozhen Chen)さんは、回復しないのではないかと心配しているとニューヨークポスト紙に語っている。
チェンさんによると、マさんは中国でパティシエとして働いていたが、より良い生活を求めて2年前に中国から渡米した。ロウアーマンハッタンの飲食店で働いていたが、新型コロナの影響で昨年9月に失業した。マさんらには2人の子供がおり、生計を立てるために、空き缶やペットボトルを拾い始めたという。チェンさんは、在宅介護助手として働いている。

GoFundMeでは、マさんを支援するためのサイトが複数立ち上がっており、寄付が募られている。チェンさんは、いずれも自分が立ち上げたものではないと同紙に語っている。

パンデミック以降、アジア人に対するヘイトクライムが増加している。タイムズによると、ニューヨーク市では先週土曜日の時点で66件報告されており、昨年全体では28件だった。
NYPDは19日、5人の地域指導者から構成する民間のパネルが、ヘイトクライムの可能性がある事件の捜査を支援すると発表している。

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