人気インスタ猫を死亡させた家族、飼い主に殴る蹴るの暴行 NY市

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Instagramで3万人以上のフォロワーを持つ人気の猫が、ニューヨーク市の公園で、通りがかりの少年にひもを引っ張られ死亡した。その後、少年の家族は、飼い主と口論となり、殴る蹴るの暴行を加える事件があった。

事件は3月4日イースタサンデーの夕方、ブルックリンのグリーンポイントにあるマッカランパークで起きた。
亡くなった猫ポンズ(Ponzu)(3歳)の飼い主で、アジア系レストランオーナーのシャナン・アクソーナン(Chanan Aksornnan)さん(34)は、ポンズと3匹のペットを連れ、ボーイフレンドと公園に散歩に出かけていた。

アクソーナンさんがgreenpointersに語った内容によると、はじめに10代前半の少年が、ポンズのひもにつまずいたという。その後、少年は意図的にひもを引っ張り、ポンズを引きずった上、空中に放り投げた。引きずられた衝撃で、ポンズの爪は剥がれたという。持病があったポンズは、心臓発作を起こし、その場で死亡した。

その後、アクソーナンさんと少年の家族は口論に発展。アクソーサンは、少年の家族は「謝罪や反省を述べることはなかった。言い合いになった後、3人の女性から殴る蹴るの暴行を受けた」と語っている。女性は「私の子供に叫ぶな!F** キャット B**、散歩しているから、こうなるんだ」などと罵ったという。

その場に居合わせた人物が撮影した動画では、女がアクソーナンさんにつかみかかり、地面に倒す様子が撮影されている。周囲の人が止めに入る中、灰色のシャツをきた女が上から押さえつけ、別の女が蹴る様子が映っている。
止めに入ったアクソーナンさんのボーイフレンドも、鼻を骨折するなどの重傷を負った。

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ニューヨーク市警察はこの事件に関し「身長約170センチで約90キログラムの体型の白人のヒスパニック系の女性」に関する情報を求めている。

現在GofundMeでは、ポンズへの寄付が募られている。ポンズは生前、柴犬のトーフやオウムのマンゴーと暮らしていた。Instagramには、2匹が突然亡くなったポンズの姿を悲しむ様子が投稿されている。