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夢がかなった『イン・ザ・ハイツ』NY地元で世界初公開

「トライベッカ・フェスティバル」が9日、ニューヨークで開幕した。同時多発テロ事件からの復興を目的に始まった同映画祭は、今年で20年目を迎える。

昨年は新型コロナウイルスの影響で、ドライブイン形式での開催となったが、今年は市内の屋内外の施設を利用し、観客を動員して上映会を行う。
共同創始者のロバート・デニーロは開催にあたり、ニューヨークの人々を「再び団結させるための良い機会となる」と語っていた。

オープニング作品には、大ヒットブロードウェイミュージカル「ハミルトン」のクリエイター、リン・マニュエル・ミランダが手がけたミュージカルの劇場版『イン・ザ・ハイツ』(In the Heights)が選ばれた。

同氏は、ウェズリアン大学の在学中からミュージカルの製作を開始した。2008年にトニー賞で13部門にノミネートされ、作品賞や楽曲賞など4部門を受賞。2009年にはグラミー賞最優秀ミュージカルアルバム賞を受賞するなど高い評価を得ている。

ワールドプレミアは、作品の舞台となったアッパーマンハッタンのワシントンハイツ(Washington Heights)で開催された。

会場となった築91年の「ユナイテッドパレス劇場」には、イエローカーペットが引かれ、ボデガ(ニューヨークにある小規模な食料品店)風のセットが設けられた。
監督のジョン・M・チュウや主演のアンソニー・ラモス、マーク・アンソニー、ジミー・スミッツ、ダーシャ・ポランコ、ダフネ・ルービン・ベガらキャストが勢ぞろいした。

Jamie McCarthy/Getty Images for Tribeca Festival

舞台挨拶でリン・マニュエル・ミランダは「夢が1個じゃなく、7個同時に叶ったようなものだ」と喜びを語った。「19歳の時にコミュニティに向けて書いたタブレターが、地元で撮影され、それを175ストリートでプレミア上映する。これマジ?」と興奮気味に述べたという。

Jamie McCarthy

映画には、地元住民もエキストラ役として出演している。現在もワシントンハイツに住むミランダ氏は「この近隣の人々が自分たちと、その描かれ方々に誇りを持ってもらうことを望んでいた」とニューヨークタイムズに語っている。
ミュージカルと劇場版の脚本を手がけたキアラ・アレグリア・ヒュディス(Quiara Alegría Hudes)は、ヒーローに関するものではなく、コミュニティの人々が共に手を取り合った時に起こる物語だと述べた。

映画はニューヨーク市内の複数の屋外会場でも同時に上映され、ハドソンヤーズやバッテリーパーク、スタテンアイランドのアウトレットなどで大勢のファンが待望の新作を楽しんだ。フェスティバル(tribecafilm.com)は、20日まで開催される。

Dimitrios Kambouris/Getty Images

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