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NY市、違法花火の苦情が殺到。けが人も

ニューヨーク市で、花火に対する苦情が相次いでいる。ニューヨークポスト紙によると、6月半ばまでに寄せられた通報は1,700件以上で、昨年の21件から80倍以上増加。
花火は各行政区のさまざまな場所で打ち上げられているが、苦情の多くはブルックリンのフラットブッシュ(Flatbush)やマンハッタンのインウッド(Inwood)近辺からだという。17日には、過去最多の983件の苦情が寄せられた。

ニューヨーク市では、花火の購入や販売、打ち上げは、全て禁じられているが、ニューヨークタイムズによると、ワーキングクラスのエリアでは、昔から伝統的に花火の打ち上げが行われている。通常7月4日の独立記念日前に販売が始まるが、今年は早めに始まったという。

ニューヨーク市警察によると、花火に関連する押収は26件、召喚状の発行は22件、逮捕者は8人いる。また911への緊急通報は6,000近くに達した。前年同時期の通報数は1,590だった。

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けが人も出てている。abcニューヨークによると、体に花火が当たるなど、これまでに少なくとも2人が病院に搬送され、手当を受けた。
花火は夜遅い時間や早朝に打ち上げられている。銃声音にも聞こえるため、睡眠の妨げになったり、ペットを怖がらせているという声も相次いでいる。

SNSには花火をお互いに向け、打ち合う様子も投稿されている。

ブルックリンのクラウンハイツで花火をしていた男性は、ニューヨークタイムズに対し「コロナウイルスの隔離生活を、なんとか切り抜けたことを祝っている。」と打ち上げの理由を語り、家に閉じ込められていた反動の可能性もあると述べた。さらに「これは違法だからだ。しかし私たちはまだやっている。」と述べるなど、警察官への抵抗の意図があることを明かした。

反警察やアフォーダブル・ハウジングなどを求める有色人種の草の根団体「Equality for Flatbush」は、夏の花火は「ブルックリンの文化的規範」であり、「世界的なブラックライブズマター(#BlackLivesMatter)の反乱への連帯を示すレジスタンス行為」と声明を発表した。

同地区で花火を止めるよう嘆願書を募ったフェイスブックのグループ「Peaceful Ditmas Park」に関して、彼らは白人至上主義の団体で、リーダーの法律家の教授Irina Mantaさんを「ディトマスパーク・カレン」と非難した(カレンは、白人特権を用いて要求を押し通す白人女性のステレオタイプを揶揄する隠語)。Mantaさんには、嫌がらせや脅迫の電話が相次いでいるという。Mantaさんは嘆願書は、市議会議員や警察には提出していないとタイムズに語っている。

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