北朝鮮は同盟国?韓国訪問のハリス副大統領が失言

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29日、韓国訪問の一環で北朝鮮との非武装地帯を視察したカマラ・ハリス副大統領。記者会見で北朝鮮を誤って同盟国と発言し、話題になった。

ハリス氏は「したがって米国は、大韓民国(Repoublic of Korea)と同盟という非常に重要な関係を共有している」と話すつもりが、「Repoublic of Korea」の代わりに「Republic of North Korea」と誤った。

27日に安倍元総理の国葬に参列したハリス氏は、29日にDMZを視察し、尹錫悦大統領とも会談を行なった。

会見では「韓国の防衛に対する米国のコミットは鉄壁」と強固な同盟関係を強調。「米韓が共有する目標は、朝鮮半島の完全な非核化だ」と語った。

北朝鮮はこの日、前日に続いて2発の弾道ミサイルを発射するなど、挑発を続けている。

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思わぬ言い間違いをしてしまったハリス氏だが、失言が多いことで知られるバイデン大統領も、前日にワシントンで行われたイベントの挨拶で、先月交通事故で死亡した議員の名を呼びかけるといった、やや不気味な間違いをして話題になった。