NY市、2月14日より飲食店の店内飲食を再開へ

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ニューヨーク州のクオモ知事は29日、現在の新型コロナウイルスの検査陽性率を維持した場合、2月14日から飲食店の店内飲食を再開を許可すると発表した。客数は通常の25%に制限する。

クオモ氏は会見で「1月5日の陽性率は7.1%だったが、現在4.9%まで下がった。全てのモデルは、下降し続けることを示している。現在の軌道では、バレンタインデーにニューヨーク市内の店内飲食を再開する」と述べた。

また3月中旬から、人数を収容人数の50%に制限(上限150名まで)することを条件に、屋内での結婚式の開催も許可した。

ニューヨーク市では9月30日より人数を25%に制限した上で、店内飲食を再開したが、感染者が再び増加したため、12月14日から再び禁止されていた。またアルコールを提供する店は、夜10時以降の営業が禁じられている。

クオモ氏は27日、ホリデー期間に伴う感染者数の増加がおさまり、検査陽性率や入院患者数が減少し始めたとして、一部の地域を除き、規制を解除すると発表。この中で、この中で、ニューヨーク市内における飲食店の店内飲食を再開する可能性を示唆していた。

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毎年恒例のプログラム「NYCレストランウィーク」は、店内飲食が禁止されているため、テイクアウト版に企画を変更。今年は過去最多の570店以上の飲食店がプログラムに参加している。

クオモ氏の発表に対し、ネットでは「氷点下が続いているため、すぐにでも店内飲食を再開してほしい」「変異種が拡大し、ワクチンの配布も遅れているのに、今規制を緩和するのか」という声も寄せられている。