マンハッタンで19日、自動車にはねられ、下敷きになった女性を、通行人が協力して助けた。
近くに居合わせた人物が撮影した映像には、女性を救うために、男性らが力を合わせて自動車の後部を持ち上げて、動かす様子が撮影されている。
ニューヨーク市警察のスポークスマンがPeople誌に語ったところでは、事故は午後2時15分頃、50番ストリートと2番アベニューの交差点で起きた。
被害者の女性(57)が交差点を渡っていたところ、35歳の男性が運転するトヨタのSUVが衝突した。
女性はしばらくの間、車の下敷きにされており、全身にけがを負ったという。
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救助に加わったJesse Hershkowitz氏は、ABCニューヨークに「6人から7人が道の真ん中に飛び出した。我々は実際に車を持ち上げて、彼女を少しも動かさずに、彼女から車を外した。彼女は足と足首を動かしていた」と、現場の様子を語った。
ある目撃者は「女性が流血していて、ほとんど意識不明だったが、救助した人の1人の指をつかむことができた」と同局に語っている。
女性は地元の病院に搬送された。木曜日午後の時点で、容体は安定しているという。
運転手は現場にとどまっていたという。警察は逮捕者は現在のところいないと発表している。