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NYジョージ・フロイドさん抗議デモ参加者、市内在住者が圧倒的多数

ニューヨークで行われたジョージ・フロイドさん死亡事件への抗議デモ参加者は、市内在住者が圧倒的に多いことが分かった。ニューヨークポスト紙が報じた。

データ分析会社Mobilewallaは、5月29日から31日に行われた抗議デモ参加者、8,152人の携帯電話のデータを分析したところ、91%が市内の住民だった。このうち36%(2,930人)は、ブロンクス在住者だった。

市外からデモに訪れたのは、ウェストチェスターやベルゲンなどニューヨーク市郊外の在住者だった。また、州外(バージニア州やコロラド、カリフォルニア州、アリゾナ州)の参加者はわずか2.8%(228人)だった。
デモに乗じた略奪や破壊活動が行われた30日深夜、デブラシオ市長は「ごく一部の部外者によるもの」と非難していた。

参加者の人種に関しては、76%が白人だった。黒人は14%、ヒスパニック系は8%、アジア人は1%だった。66%以上は、18歳から34歳。男性の割合は62%だった。

今回データを追跡した8,152人は、市内のデモ参加者全体の30から60%を占めるいう。

同社はニューヨーク以外に、アトランタやロサンゼルス、ミネアポリスでのデモ参加者の人口統計も公開している。

これらの都市でもニューヨークと類似した傾向がみられる。デモに参加したのは、市内在住者が多い(アトランタ79%、ロサンゼルス90%、ミネアポリス87%)。人種別では、白人が大多数(ミネアポリス85%、ロサンゼルス78%、アトランタ76%)を占め、ヒスパニックおよびアジア系は10%未満だった。年齢別では18歳から34歳が圧倒的に多かった(ロサンゼルス66%、ミネアポリス67%、アトランタでは69%)。

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