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ジョージ・フロイド氏追悼集会 ブルックリンで開催

ブルックリンのキャッドマン・プラザ・パークでは4日、警察官に首を押さえつけられ死亡したミネアポリスのジョージ・フロイドさんの追悼集会が行われた。

集会には数千人が参加。園内は開始前から熱気に包まれ、「Black Lives Matter」「No Justice, No Peace」「Hands up , don’t shoot」といった掛け声が沸き起こった。

集会にはジョージ・フロイドさんの弟のテレンスさん、ビル・デブラシオ市長と妻のシャーリーン・マクレイ氏、ジュマーニ・ウィリアムズ市政監督官、レティシア・ジェームズ・ニューヨーク州司法長官らが登壇し、スピーチを行った。

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テレンスさんが登壇すると、参加者たちは「あなたは1人ではない」といった掛け声でサポートを表明した。テレンスさんは「私の兄は逝ってしまったが、フロイドの名は生き続ける。」「いま起きているムーブメントに感謝します」と述べた。一方、デモに便乗した略奪や破壊行為が多発していることについて「抗議を誇りに思うが、破壊は誇りではない。それは私の兄ではない。フロイド家は敬虔な一家だ。」と語った。

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警察の取り締まりや夜間外出禁止令など、抗議デモを巡る対応に批判が高まっているデブラシオ市長はブーイングで迎えられた。デブラシオ氏は「ジョージ・フロイドの死を無駄にしてはならない。市と国を変えなければならない」と語り、「黒人コミュニティや有色人種のコミュニティを経験していないすべての人々、白人特権を知っているすべての人、我々はもっとやらなければならないことがある。なぜなら人種差別が社会に起こす日常の痛みを十分に理解さえしていないのだから。」と語った。続けて「この街に平和な変化を起こそう。変化のために戦い続けよう。フロイド家の方々、われわれはあなたがたと共にある。ニューヨーク市にブラック・ライブズ・マターを。」と語った。

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ジュマーニ・ウィリアムズ市政監督官は、抗議デモに対する市や州の対応を厳しく批判した。「ここにやってきて、人々を不快にせずに行進するよう伝えたい人々がいる。行進をしても、どうか現状を乱さないでと言う人々がいる。しかし彼らは最も影響を受けた人々が400年や500年もの間、不快な思いをしてきたことを忘れているのだ」と述べた。さらに「人々が家からやってきたのは、市長や州知事のような不適任なリーダーが主導するパンデミックが数万人の死をもたらしたからだ。その多くはブラックとブラウンなのだ」と語った。

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ウイリアムズ氏は、夜間外出禁止令や抗議デモの取り締まり方針について、警察官への抗議デモであるにも関わらず、より多くの警官とより厳しい法律で対応しようとしていると批判。市長と州知事が、略奪や破壊行為からのプロパティ保護を理由に対応を強化していることに関し、「我々はプロパティを保護しなければならず、人々が安全に感じるようにしなければならないが、黒人の命に対する同等のエネルギーはどこにあるのだ。」と語った。

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ジョージ・フロイド
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抗議デモに便乗した略奪や破壊行為が多発している事態を受け、デブラシオ市長とクオモ知事は今週、必須事業従事者以外の市民に対しする夜間外出禁止令を発出した。外出禁止措置は犯罪行為の取り締まりを容易にするためと説明しているものの、外出禁止を理由に夜間に抗議デモを行った人々が大量に逮捕されており、行き過ぎた対応との批判が高まっている。

▼4日夜、ニューヨーク市警察が外出禁止時間に抗議デモを行っていた集団を一斉に逮捕する様子。

参加者らは集会の後、ブルックリンブリッジを渡って、フォーリー・スクエアまで行進を行った。

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