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ジョージ・クルーニー「トランプはただのマヌケ」

俳優のジョージ・クルーニーは10日に出演した英BBCのトーク番組「The Andrew Marr Show」で、米国の状況や政界進出の可能性、今後のキャリアなどについて語った。

クルーニー氏はバイデン支持者で、前回の大統領選で、バイデン氏のファンドレイジングイベントに加わるなどしていた。

現在バイデン氏の支持率が低迷していることに関して、トランプ前大統領が残した負の遺産に苦しんでいるとの見方を示した。

先週発表されたクイニピアック大学の世論調査では、バイデン氏の職務遂行能力に対する支持率は38%まで低下。支持しないは53%だった。

現在の国家を「虐待を受けたような子供のようなもの」と例え、「まだ修復や治癒を必要とする部分がたくさんある。まだ時間がかかるだろう」と語った。支持率は「上下するもの」で、今後再び上昇するだろうと期待を述べた。

トランプ氏について、「彼が大統領になる前から知っているが、女性を追いかけているだけの男」と説明。いつも「あの子の名前は?」などと聞いてきたエピソードを明かし、「ただのマヌケだ」と語った。
トランプ氏が次期大統領選への再出馬を検討していることについては、「皆がマシな感覚を持ち合わせていることを願うよ」と述べた。

政界進出については、「いや、もっと快適な生活を送る方がいい」と可能性を否定している。

今年還暦を迎えたクルーニー氏は今後、仕事のペースを減らしていく予定だという。健康なうちにスポーツや好きなことをしたいと語っている。「あと20年たったら、80歳だ」と述べ、妻のアマル・クルーニー氏と「これらの年月をできる限り楽しみ、どう生きていくかを考えなければ」と話し合ったばかりだと明かした。

12月に米国で公開する新作映画「ザ・テンダー・バー(原題)」(The Tender Bar)では、監督を務めた。トランプ政権時代とパンデミック中は「厳しい時期だった。作品は優しく、寛大な物語であり、自分が必要としていたものだ。みんなも同じだと思う」とアピールした。

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