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DVの可能性?悲劇を招いた2人の危うい関係 「バンライフ」ギャビーさん殺害事件

インフルエンサーになることを夢見ていたギャビー・プティトー(Gabby Petito)さん(22)。アメリカ横断旅行の途中で行方不明となり、大規模な捜索の末、19日にワイオミング州国立公園で遺体が発見された。FBIは殺人事件に切り替え、捜査を行っている。
一緒に旅行をしていた婚約者のブライアン・ランドリー(Brian Laundrie)氏(23)は、現在失踪中で、連邦捜査局(FBI)が行方を追っている。

2人は7月2日、プティトーさんの実家のあるニューヨーク州ブルーポイントを出発。西海岸のオレゴンを目指し、白いフォードのバンで大陸横断旅行に出かけた。

インスタグラムやYouTubeでは、大自然を背景に笑顔でポーズを取るなど、仲の良い2人の姿が数多く投稿されているが、一部ではプティトーさんがドメスティック・バイオレンスを受けていた可能性を指摘する声が上がっている。

路上で言い争い。通報騒ぎに

2人は8月12日、ユタ州モアブ市の食料品店前で、激しい言い争いをしており、警察に通報されていた。目撃者はこの時警察に、家庭内紛争で男性が女性を引っ叩き、殴り始めたと報告していた。

モアブ警察は、2人が乗っていたバンを発見。停車させ、取り調べを行った。警察官のボディカメラの映像には、混乱した様子のプティートさんが通報内容に反して、ランドリー氏の顔を引っ掻くなどの暴行をしたことを明かし、許してほしいと泣きながら話す様子が映っている。また、自身がメンタルヘルスの問題で苦しんでいると話した。
一方のブライアン氏は、冷静かつ時には笑顔で状況を説明している。

対応した警官は「メンタルヘルスの危機や、ドメスティック・バイオレンスのレベルに達したとは考えられない」と判断。起訴するには証拠不十分であると結論付け、この日は2人、別々の場所に宿泊するよう命じた。

なおFoxニュースは24日、2人を事情聴取した警察官は、プティトーさんが殴られたという情報を知らなかったと報じている。

ドメスティック・バイオレンスの可能性は

DVの被害者を長年支援しているキット・グルエル(Kit Gurelle)氏はFoxニュースに出演し、これらの警察官が2人の状況を誤解した可能性があると語った。

グルエル氏は「DVケースで警察官が関与した場合、被害者が動揺して泣いたり、ヒステリックになったりする一方、加害者が落ち着いて冷静にふるまうことは、よくあること」と指摘。さらに、「相手ではなく、自分自身を責めるのは、DVの被害者であることを示す危険信号だ」と語った。

2人が投稿した全ての動画を見たというスザンヌ・ガスティン(Susanne Gustin)弁護士は、「よくも悪くもDVの典型」だと指摘。「仲直りをしてビーチでキスをしたり、手をつないで幸せそうにしている」と述べ、「虐待者は謝罪と優しさでもって、虐待のバランスを取るようにするものだ」と語った。

このほかにもランドリー氏は27日、ワイオミング州ジャクソンホールにある飲食店「Merry Piglet」で、女性の店員と激しく言い争う姿が目撃されていた。プティトーさんはこの時、店員に彼氏の振る舞いを謝罪していたという。

先のガスティン氏は、この出来事の後、虐待があった可能性があると指摘。謝罪し、店員側についたことがきっかけで、バンでランドリー氏が「爆発した」可能性があると語っている。

ランドリー氏は今月1日、フロリダ州ノースポートの自宅に1人で帰宅した。しかし、14日にカールトン保護区に出かけると言って家を出たまま、行方不明となっている。
殺人事件に関しては「参考人」のままとなっているが、FBIは、別件で逮捕状を取り、ランドリー氏の行方を追っている。

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