飲酒運転による死亡事故、運転手に酒を提供したバーテンダーが逮捕

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テキサス州で非番の警官が、飲酒運転の車にはねられ死亡した事件に関連し、レイクワース警察は3日、運転手に過剰な酒を提供したとして、バーテンダーのカラ・リチャードソン被告(26)を逮捕・起訴した。

事故が起きたのは2021年11月。運転手のディラン・モリーナ被告(26)は、飲食店を出た後、赤信号を無視し、ユーレス警察のアレックス・セルバンテス警部をはね、死亡させた。同乗していた妻と2人の子供もけがを負った。事件当時、被告の血中アルコール濃度は法律で定められた基準値の2倍だったという。

先月30日、モリーナ被告は起訴内容を認め、懲役15年の刑を言い渡された。

今回起訴されたバーテンダーのリチャードソン被告は、アルコールを提供する免許の有効期限が失効していたという。

©Lake Worth Police Department

テキサス州の条例では、酩酊状態の人にアルコールを販売することを禁じている。有罪判決を受けた場合、1年間の禁錮刑もしくは4,000ドル罰金を科せられる可能性がある。

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