フロリダ州のノーコミスにあるレストランで31日、鉤十字などのタトゥーをした男が、自分は白人至上主義者などと叫び、店のスタッフに暴行を加える事件があった。
LAW & CRIMEによると、男は、ハーディ郡ワウチュラ在住のニコラス・アーノルド・ショック(36)。暴行と迷惑行為の罪で起訴され、サラソタ郡の拘置所に入れられた。保釈金は620ドルに設定されたという。
事件の様子を撮影した動画が、SNSに投稿されている。
動画では、「俺は白人至上主義者だ」「アーリアン・ネーションズ(米国の白人至上主義団体)が世界を支配する」「タウーで覆われた人々は、近しい親類になるだろう。約束する」などと叫ぶ様子が撮影されている。
スタッフが近づくと、ショック被告は「ドナルド・トランプを呼んでくれないか」「ドナルド・トランプを知っているか。知らないなら、どこにもいかないぞ。」などと話しながら、屋外のダイニングエリアをぶらつき、周囲に卑猥な言葉をかけた。
その後、女性スタッフが両腕を広げて、立ちはだかる仕草をすると、女性の顔面を力任せに平手打ちした。
ショック被告は、すぐに周囲に人々によって取り押さえられた。ビデオでは、チョークホールドをされ、顔を歪める様子が映っている。