フィアレスガールの隣に小さな犬が登場。その後撤去へ。

チャージングブルが設置されているウォール・ストリート付近では、アーティストによるプロテストがエスカレートしている。この度、フィアレスガール(Fearless Girl,恐れを知らぬ少女)の隣に、小さなパグの銅像が突如設置された。

パグは、少女像の左足に、おしっこをかけるようなポーズを取っている。New York Postによると、「Pissing Pug(おしっこするパグ)」 と名付けられた像は、アッパーウエストサイド在住のアーティスト、Alex Gardega氏が制作し、先週末に設置された。
Gardega氏は、「フェミニズムには賛成だが、企業の思惑によって設置されたフィアレスガールは、ナンセンスだ。」と主張。また、「これは、ファミニズムとは、何ら関係がなく、ブルのデザイナーにも無礼だ。僕は、このフィアレスガールを取るに足らないものにするために、この像を制作した。フィアレスガールがブルを貶めたようにね。」と語っている。
この像を見た女性たちは、「本当にばからしい、これをアートというの?」「(フィアレスガールは)ウォールストリート(のような権力)に対抗する女性を象徴するものなのよ。」という反応を示した。一方で、「彼の意見を尊重するよ。とてもクールだね。」という旅行者もいるようだ。

Women’s March‏(ウイメンズ・マーチ)の主催者の反応


パワフルな女性たちの存在に動揺した男性が、おしっこする犬でフィアレスガールにプロテストしている。私たちは男性の繊細さについて、話し合う必要がありそうね。

尚、NY1 Newsの報道によると、犬の像は、30日火曜日の朝に撤去されたという。

フィアレスガールは、今年の国際女性デーの前日、3月7日に突如ウォール街に設置された。小さな少女が、獰猛なブルに対して、毅然として立ち向かう姿に、多くの反響が寄せられた。当初1週間の設置予定だったが、継続を希望する声が多く寄せられ、来年の2月までの設置延長が決定している。

先日、チャージングブルの作者Arturo Di Modica氏は、少女像の設置が、ブル本来が持つ意味を歪めたとして、アーティストのコピーライト侵害で訴えると、弁護士とともに記者会見を行っている。