プーチン氏に重病説再び パーキンソン病と膵臓がんの疑い

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重病説の噂が絶えないロシアのプーチン大統領(70)に、新たに膵臓がんとパーキンソン病の疑いが浮上している。英紙サンが報じた。

同紙は、リークされたロシア政府に近い諜報筋によるEメールを確認したとし、それによると「(プーチン大統領は)初期のパーキンソン病と診断を受け、病状が進行していることは間違いない」と記されているほか、「最近診断された膵臓がんの転移を止めるために、あらゆる強力なステロイドと最新の痛み止め注射をしている」と、闘病のために手をつくしている様子が伝えられているという。

メールにはまた「痛みだけでなく、顔にむくみもあり、記憶喪失を含む副作用が見られる」と書かれており、「ゆっくりと進行しつつある膵臓がんだけでなく、前立腺がんも患っているという噂が内部で広まっている」とも明かされているという。

徹底した秘密主義で知られるプーチン氏だが、ウクライナへの侵攻開始以来、さまざまな健康不安説が幾度となく流れている。

今回挙げられた病気以外にも、血液のがんや甲状腺がん、認知症の可能性が伝えられたことがある。6月には、ウクライナ国防省のキリロ・ブダノフ情報総局長が、プーチン氏は重病にかかっており、余命は数年だと主張し、話題になった。

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パーキンソン病の憶測もたびたび伝えられている。4月に行なったショイグ国防省との面会で、机の端をにぎり足を小刻みに動かす様子は、噂を強める結果となった。

つい先月も、徴集兵の訓練場を訪れた際に撮影された動画で、プーチン氏の手の甲に注射痕があるとして、重病説が再燃。大統領府が発表した動画にウォーターマークがつけられており、これが返って疑惑に拍車をかけることになった。