イーロンマスク
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5月に共和党支持者に転向すると表明したテスラのCEO、イーロン・マスク氏。どうやら発言は嘘ではないようだ。

マスク氏は15日、ツイッターで、前日に投開票が行われたテキサス州第34区の下院議員を選出する特別選挙で、初めて共和党議員に投票したと明かし、「2022年は巨大なレッド・ウェーブが来る」とコメントした。

伝統的に民主党が強い第34区では、3月に現職議員が任期半ばで退任したことで生じた空席をめぐって、補欠選挙が実施された。

マスク氏が投票したマイラ・フロレス氏は、95%の開票が進んだ時点で51%の票を獲得し、勝利を確実にした。

ツイッターユーザーから、大統領選でも共和党に投票するかと尋ねられたマスク氏は、「tbd(未決定の意)」と答えたものの、誰に気持ちが傾いているか聞かれると「デサンティス」と答えた。

続くやりとりでは「前回はヤンを支持したが、デサンティスが勝利する可能性の方が高い」と、支持の理由を語った。

マスク氏は前回大統領選の予備選期間中、ユニバーサル・ベーシック・インカムを提唱した起業家のアンドリュー・ヤン候補の支持を表明していた。

世界一の富豪からラブコールを受けたデサンティス知事は、この日、マスク氏のツイートについて聞かれると「2022年選挙にフォーカスしている」と回答。大統領選出馬の可能性には言及せず「イーロン・マスクについて私が言えることは、アフリカ系アメリカ人からの支援を歓迎しているということだ」と笑顔で語った。なお、マスク氏は南アフリカのプレトリアで生まれ育った。

デサンティス知事は出馬の意向を明らかにしていないものの、共和党予備選でトランプ氏の有力な対抗馬になることが期待されている。今月コロラド州で開かれた保守派の会合では、会場で実施された世論調査で、デサンティス氏の支持がトランプ氏を2年連続で上回った。約2,000人の参加者に対する調査で、31人のリストから支持する候補者に投票するよう求めたところ(複数回答可)、デサンティス知事が71%を獲得。トランプ氏は68%、3位のテッド・クルーズ上院議員(テキサス)は43%だった。