ツイッター社のCEOイーロン・マスク氏は18日、トランプ氏のアカウント復活の賛否について、1億1,700万人のフォロワーに投票を呼びかけた。

トランプ氏のアカウントは昨年1月6日の議事堂襲撃事件後、「さらなる暴力を扇動するリスク」があるとして、永久凍結されていた。

マスク氏は午後8時ごろ、「トランプ氏を復帰させる」かどうかについて、ツイッター投票を開始し、YesかNoで回答を求めた。続けてラテン語で「Vox Populi, Vox Dei」(民の声は神の声)と投稿し、ユーザーの回答に委ねる可能性を示唆した。その後、1時間あたり100万アカウントからの投票があったとツイートし、反響の大きさをアピールした。

19日正午時点で、1,200万人以上が回答。約52%がトランプ氏のアカウント復活を求めていることがわかった。投票は24時間受け付ける。

なおマスク氏は18日、保守系メディアBabylon Bee(バビロン・ビー)や、先日「なりすまし」問題で制限をかけたコメディアン、キャシー・グリフィンのアカウントなどを復活させた。

バビロン・ビーは3月、トランスジェンダーのレイチェル・レヴィン保健省長官を「マン・オブ・ザ・イヤー」に選んだとする記事をシェアした後、アカウントが一時凍結されるなどしていた。

大量解雇も「問題なし」

マスク氏は先月27日のツイッター買収完了直後に、パラグ・アグラワルCEOとネッド・シーガルCFOなどの幹部を解任。その後も社員の約半数にあたる3,700人を解雇した。

17日には、「超ハードコア」な職場環境で働くことを拒否した従業員約1,200人が、退職を選択したと報じられていた

この前日、マスク氏は従業員に宛てたメールで、「Twitter 2.0を構築」するため「高度な集中力で、懸命に働いてくれる」社員のみに残留して欲しいと伝えていた。ブルームバーグによると、一部の例外を除き「少なくとも週40時間」をオフィスで過ごし、週80時間労働を期待していると社員に話していたという。

ユーザーから今後の運営を懸念する声が寄せられたが、マスク氏は「最高の人材がとどまってくれた。心配ご無用」と回答している。