エディ・マーフィー、ウィル・スミス「ビンタ事件」をジョークに

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あの大物俳優が「アカデミー賞ビンタ事件」を再び掘り起こし、会場の笑いを誘った。

今年のゴールデン・グローブ賞で、功労賞「セシル・B・デミル・アワード」を受賞したコメディアンで俳優のエディ・マーフィー(61)は、スピーチの後半「ショービジネスに46年間、映画業界に41年携わってきた。長い時間をかけて築き上げてきたもので、感謝しています」と語った。

さらに、将来有望な俳優やアーティストに向けたアドバイスとして「あなたたちが、成功や繁栄、長寿、心の平安を達成するために、従うべき明確な指針があることを、伝えておきたい」と前置きし、「私がキャリアの中で従ってきたものでもある。非常にシンプルなことだ。税金を払うこと、自分のすべきことに集中すること、そしてウィル・スミスの妻の名前を口にするな!」と言い放つと、会場から大爆笑が起きた。

平手打ち事件とは

ウィル・スミスは昨年、アカデミー賞の授賞式で、プレゼンターを務めたコメディアンのクリス・ロックが自分の妻、ジェイダの坊主頭をからかったことに憤慨。壇上にのぼり、平手打ちを食らわせた。なお、ジェイダはかねてから脱毛症に悩まされていたという。この様子は世界に生配信され、賛否両論の議論に発展した。

ウィル・スミスは翌日、クリス・ロックと賞の主催者、映画芸術科学アカデミーに対して、SNSで謝罪声明を発表。のちに自主的にアカデミーからの退会を表明したが、アカデミーはこれとは別に、アカデミー賞を含む同団体関連イベントから向こう10年、スミスを出入り禁止とする厳しい処分を下した。

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昨年末には、新作映画「自由への道」(Emancipation)が公開され、「キャンセル」からの復活を果たしたばかりだった。ほとぼりが冷めた頃だったが、先輩がジョークにしてくれたことを、嬉しく思っているのか、苦々しく思っているのかどちらだろうか。