ウォークオブフェーム トランプ大統領のスターが50に増殖?

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先月、つるはしで破壊されたばかりのトランプ大統領のハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム(Hollywood Walk of Fame)のスタープレートだが、一夜にして50近くに増えていることが確認された。

ハリウッドレポーターによると、その正体は本物そっくりのビニールシールで、フェイクスターであることが判明した。

シールを貼ったのは、@TheFaction1776と名乗る団体で、「トランプの名を消し去るものが現れたら、さらに多くのスターが現れるだろう。」述べ、「われらMAGA軍団は、絶え間なくスターストリームを設置することで、”トランプ狂シンドローム”を拡散する」と犯行を名乗る内容をツイッターに投稿した。

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団体は自らを「Rogue Right Wing street artist」(悪の右翼のストリートアーティスト)と名乗っており、シール作成にかかった費用は1,000ドル(約11万円)だという。見た目は本物そっくりで、朝発見したストリートのベンダーはその出来栄えに驚いたと語っている。

シールは「Ripley’s Believe It or Not!」の社員によって剥がされ、現在は撤去されている。

市議会は撤去の要請を提出

先日、ウェスト・ハリウッド市議会は、トランプ氏の女性に対する過去の行いや、不法移民の家族の別離政策などが、市や地域、州、国の共有価値(シェアードバリュー)に合致しないとして、トランプ大統領のスター(星)を撤去する要求を、満場一致で可決した。

市議会による可決は、撤去の要求にとどまるため、この後、ロサンゼルスのエリック・ガーセッティ(Eric Garcetti)市長や、ロサンゼルス市議会、ハリウッド商工会議所に正式な要請が送られる。最終的な判断は、ハリウッド商工会議所によって下されるという。

トランプ大統領のスターは、2007年にミス・ユニバース・ページェント(Miss Universe Pageant)のプロデューサーや、テレビ番組「アプレンティス」(The Apprentice)で活躍した功績が認められ、2007年より設置された。
大統領当選後は、落書きや2度の破損被害に遭うなど反対派からの抗議対象となっている。

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過去には大統領のスターを清掃するのがブームになったことも。

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