「全盛期を過ぎたなんて言わせない」アカデミー主演女優賞ミシェル・ヨー、CNNキャスターに一撃

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12日、ロサンゼルスで開催された第95回アカデミー賞で、アジア人初の主演女優賞に輝いたミシェル・ヨー(60)は、CNNキャスターの性差別的な発言に対する、”お見舞い”ともみられるスピーチを行い、会場を盛り上げた。

マレーシア出身のヨーは、受賞は「私に似た小さな男の子と女の子にとって、希望と可能性の光だ。大きな夢は、まさに叶うという証拠。女性のみなさん、誰かにあなたは全盛期を過ぎたなんて言わせないで。決してあきらめちゃだめよ」と訴え、力強くガッツポーズをすると、大きな拍手が湧き起こった。

CNNのドン・レモン(56)は先月、自身が司会を務める番組で、大統領選に出馬を表明したニッキー・ヘイリー元国連大使(51)に対し、「全盛期ではない」「女性は20代から30代、おそらく40代が全盛期だとみなされている」などと発言。女性への年齢差別だとして、社内外から非難を浴びていた。

ヨーのスピーチにネットでは「レモンへのジャブだった?」(Turning Point USAアンバサダー)、「ヨーは受賞スピーチでレモン下げをした」(NPR TV批評家)などの声が相次いだ。

アートハウススタジオA24が制作した「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」は作品賞を含む7部門を受賞した。

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ヨーの主演女優賞のほか、ダニエル・クワンとダニエル・シャイナートが監督賞と脚本賞、キー・ホイ・クァンが助演男優賞、ジェイミー・リー・カーティスが助演女優賞を獲得している。3人の俳優は、初めてのノミネーションだった。

▲7部門受賞「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」のスタッフとキャスト

なおA24は、「ザ・ホエール」でブレンダン・フレイザーが主演男優賞を獲得し、スタジオとして初めて主要6部門受賞を達成した。