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Qアノン支持者マージョリー・グリーンの対抗馬が脱落、米ジョージア州下院選 

ジョージア州第14選挙区の下院議員選挙で、民主党のケビン・オースダル(Kevin Van Ausdal)候補が突如辞退を表明した。

オースダル氏は11日に発表した声明で「家族と個人的な理由」と説明。「私のチームと弁護士、党職員やその他との長い話し合いの末、辞退することが有権者にとって最良ということが明らかとなった。」と語った。続けて、ジョージア州から離れる計画を示し、「よって、私は議会で仕事をする資格を失う。この戦いを最後まで遂行する候補者を提出する機会を、党に提供する」と述べた。

同地区では、再選の出馬を辞退した現職のトム・グレーブス(Tom Graves)議員(共和党)が2012年から4期連続で当選を果たしている。またトランプ大統領は2016年の大統領選挙で同地区の過半数の票を獲得している。

オースダル氏の勝利は当初から厳しいと見られおり、8月の決選投票で共和党の候補者に選ばれたマージョリー・テイラー・グリーン(Marjorie Taylor Greene)氏の勝利が有力視されていた。

グリーン氏はこれまで、人種差別主義や反イスラム、反ユダヤ主義的な発言を繰り返していたことが報じられている。また、SNSでQアノン陰謀論を支持する発言をしており、共和党内部からもグリーン氏を批判する声上がっている。

The Hillによると、ジョージア州の法律では、投票日まで60日間を切っている場合、候補者の辞退によって生じた欠員を補充することが認められていないという。辞退は選挙の53日前に発表された。

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