ブルックリンミュージアム デヴィッドボウイ回顧展「David Bowie Is」

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ニューヨークのブルックリンミュージアムは、2018年3月2日から6月15日にかけて、故デヴィッド・ボウイの特別展を開催することを発表した。


同企画は、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館(Victoria and Albert Museum)で2013年にスタート。その後、日本を含む世界各地で開催されており、発表ではブルックリンミュージアムにおける展示が最後となる。

開催にあたり、ヴィクトリア&アルバート博物館のキュレーターのヴィクトリア・ブロケス氏(Victoria Broackes)は、「デヴィッドボウイ自身、1974年に英国を離れ、最終的にアメリカに定住した。それ故、展示の最終地点を、デヴィッドボウイのホームであるニューヨークで開催できることを、これ以上なく嬉しく思っている。」と喜びを語った。
デヴィッドボウイは、2015年1月に、ニューヨークのイーストヴィレッジにある自宅で息を引き取った。

特別展では約50年に及ぶデヴィッドボウイのキャリアを、セットデザイン、写真、ビデオや衣装など、300点の展示品とともに辿る。この中には1972年のジギースターダストツアーのステージ衣装や、1997年のアルバム「アースリング(Earthling)」のジャケットに使用したアレキサンダーマックイーンとデヴィッド・ボウイ共同デザインによる、ユニオンジャックのコートなども含まれる。また、今回初出しとなる、楽譜や手書きのセットリストなども展示される予定だという。開催期間を通じて、館内ではデヴィッド・ボウイの音楽をスピーカーやヘッドフォンで聴くことができる。

チケットは、現在、オンラインで前売り券を購入できる。

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Brooklyn Museum 「David Bowie Is」

期間:2018年3月2日 – 6月15日
場所:200 Eastern Parkway Brooklyn, New York 11238-6052 地図
チケット:www.showclix.com

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