クオモNY州知事、トランプ氏に警告「新型コロナの共謀者になるな」

ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は6日、トランプ大統領は「ウイルスを促進している」と述べるなど、新型コロナウイルスに関する大統領の対応を非難した。

ジョンズホプキンス大学の集計によると、6日時点の米国の累計感染者数は290万人以上で、死者数は13万人を超えた。

トランプ氏は独立記念日の4日、ホワイトハウスで開催した式典におけるスピーチで、感染者の99%は「全く無害」と発言。被害を過小化する、根拠のない発言だとして、批判をあびた。またツイッターでは「検査をこれほど多く、うまくしなかったなら、ほとんど症例はなかっただろう」と投稿するなど、これまでの主張を繰り返した。

これらの発言に対し、クオモ知事は、トランプ氏は「新型コロナウイルスが存在し、大きな問題であること、一人ひとりが解決の一員であることを認識するまで続くであろうことを認めなければならない」と指摘。「もし認めないならば、彼がウイルスを促進し、拡大を可能にしている」と述べ、「新型コロナウイルスの共謀者になるな。」と警告した。

99%発言に関して「事実をでっちあげ、科学をでっちあげている」と述べ、パンデミックの初日から「彼は新型コロナウイルスを否定したがっていた」と主張。「このような発言によって、彼はウイルスを促進し、可能にしている」と繰り返した。現在38州で感染が拡大していると述べ、「彼は現在の失敗の一部だ」と語った。

NY州の感染者は過去最低水準に

クオモ氏の発表によると、7月5日のニューヨーク州の新型コロナウイルスの入院患者数は817人で、3月18日以降最低となった。死者数は9人だった。5日の検査回数は5万4000件以上で、このうち518人の陽性が確認された。

ニューヨーク州では、事業再開計画のスタートから7週間が経過した。ニューヨーク市では、6日から再開の第3段階に入る。第3段階では、ネイルサロンやマッサージパーラー、スパなどパーソナルケアビジネスの再開が許可される。当初、許可を予定していた飲食店の店内営業は、感染拡大につながる恐れがあるとして、引き続き禁止することとなった。