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NY州クオモ知事、トランプ大統領と会談。インフラ事業の支援求める

クオモ知事は26日、ホワイトハウスで、トランプ大統領と州の再開を「加熱」させるための、インフラ事業の支援に関する協議を行った。パンデミック後、2人が会談を行うのは、先月に続き2度目。前回は検査能力の拡充について、連邦政府による支援を求めた。

クオモ氏はナショナル・プレスクラブで会見を開き、経済再開や検査については州政府に責任があるが、同時に州や自治体に対する連邦政府の支援が必要だと述べた。

連邦政府の資金や承認を必要とする大規模プロジェクトの例として、ハドソン川の下を通過する鉄道トンネル工事「ゲートウェイプロジェクト」や、「セカンドアベニューサブウェイ」の拡張工事、ラガーディア空港とマンハッタン結ぶ「エアトレイン」の建設などを挙げた。これらの公共事業は、パンデミックでダメージを受けた州経済の回復を促進するための重要な要素だと主張した。

会談については「良い話し合いができた。」と述べた。「トランプ氏は、われわれが必要とするプロジェクトを理解してくれたと思う。」と語った。

ミッチ・マコーネル上院院内総務(ケンタッキー州)など、一部の共和党議員から、州に対する連邦政府の支援に批判的な声が上がっていることに対し、ニューヨーク州は毎年、全米で最も多い連邦税を納める一方、ケンタッキー州は、3番目に多い補助金を連邦政府から得ていると反論を述べた。

ニューヨーク州の前日の死者数は73人だった。新たな感染者数や入院者数などは引き続き減少している。

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