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クオモNY州知事 クラスター発生の超正統派ユダヤコミュニティに大規模集会自粛を要請

ニューヨーク州のクオモ知事は11日の会見で、新型コロナウイルスのクラスターが発生しているユダヤ教徒のコミュニティに、生死に関わる問題だとして、礼拝所の人数制限などを定めた州の規則に従うよう改めて求めた。

クオモ知事は、コミュニティのリーダーと何度も話を重ねたとした上で「ハシド派のコミュニティの友人に申し上げたい。ヘブライ語の信仰は、pikuach nefeshと教えている。これは命を救うという意味だ。ヘブライ語の教えでは、宗教儀式への参加は、健康や命、安全の問題がある場合、免除される」と語った。

「レビ記の隣人をあなた自身のように愛しなさい。このポイントは、命を救い、他人を危険にさらさないこと、同じ集会で他の人を危険にさらさないこと、同じコミュニティの人を危険にさらさないということだ」と述べ、「私もコロナウイルスがあって欲しくないが、これが現実で、あなた方は、特に生死に関わる現実と対処しているのだ」と語った。

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クオモ知事は6日、新型コロナウイルスのクラスターが発生している地域とその周辺地域を指定し、経済閉鎖や集会の制限など、新たな規制を実施すると発表した。最も厳しい規制が適用されるエリアでは、礼拝所の定員を25%もしくは最大10人に制限しなくてはならない。

クラスター地域として指定されたサウス・ブルックリンやクイーンズ、ロックランド郡、オレンジ郡には、超正統派ユダヤ教徒のコミュニティがある。

発表後、規制に反発し、ブルックリンのボロー・パークでは連日抗議デモが開催された。この中で、暴力事件が起きるなど、過激化する様子も報じられた。

また超正統派ユダヤ教徒の組織、Agudath Israel of Americaは8日、規制は差別的で、修正第1条の宗教活動の自由条項に違反するなどとして、命令の一時差し止めを求めてクオモ知事を連邦地方裁判所に提訴した。判事は9日、Agudath Israel of Americaの主張を認めず、差し止めの求めを却下した。

11日の発表によると、ニューヨーク州で前日に実施した検査数は11万8,000件だった。クラスター地域を除いた陽性率は0.84%で、9月24日の水準に戻った。

一方、クラスター地域の陽性率は5.74%だった。これらの地域の人口は全体の2.8%だが、今週報告された陽性件数の17.6%を占めるという。

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