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民主党が「反秩序」のイメージになったのは市長のせい?NY州知事が非難

ニューヨーク州のクオモ知事は5日、同州の複数の民主党議員の再戦が危ぶまれていることに関して、デブラシオ市長の政策が共和党に攻撃材料を与えたと非難した。

3日に行われた選挙では、少なくとも連邦下院議員の1議席と、州上院議員の複数の議席について、共和党候補者がリードしている。

クオモ氏は、 WAMCのラジオ番組のインタビューで、共和党は「デブラシオ市長の顔が入った広告をばら撒き、民主党がニューヨーク市のように大混乱を生じさせると訴えてきた」と語り、「略奪と犯罪、ホームレス。(共和党は)ローアンドオーダー(法と秩序)をもたらす、というメッセージを流していた」と説明。「民主党に反秩序のレッテルを貼り、そのことが民主党を傷つけた」と述べた。

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最終的には、これらの議席を民主党が獲得するだろうと予測しつつ、「ここまで接戦になるとは思わなかった」と語った。

またニューヨーク州民主党委員会のジェイ・ジェイコブス(Jay Jacobs)委員長は、共和党は選挙戦で、民主党の議員が犯罪対策に弱腰で、高い税金を課すことを支持していることを示すため「デブラシオ市長と、急進左派のアレクサンドリア・オカシオ・コルテス下院議員を悪役として利用した」とニューヨークタイムズに語った。
大統領選の前日、ニューヨーク市内の小売店が暴動の可能性に備え、板張り作業を行う様子は「不安を生み出し、共和党が主張するローアンドオーダーのストーリーを煽った」と述べた。

クオモ氏は混戦となった要因の一部をデブラシオ氏にあると示唆したが、ニューヨークポスト紙によると、ロングアイランドやハドソンバレーで共和党が有権者に送付した郵便広告には、デブラシオ氏だけでなく、クオモ氏の写真が掲載されていたという。

共和党が攻撃材料に利用した内容には、クオモ氏が今年成立させた刑事司法制度改革も含まれていた。
今年1月から施行された保釈金制度は、ほとんどの軽犯罪および暴力行為以外の重罪について、裁判官は保釈金を設定することができなくなった。制度は部分的に改定されたものの、ニューヨーク市警察のトップは、市内の犯罪件数が増加した要因の一つと非難している。

なおニューヨーク州民主党上院の広報は、クオモ氏の発言は「現実に基づくものではない」と指摘。「まだ100万以上の未集計票があり、民主党は過半数を超える勢いだ。レッドウェーブや共和党のメッセージが功を奏したことについては意味をなさない。共和党は敗北する」と見通しを語った。

▽共和党から下院議員選(ニューヨーク州第11区)に立候補したニコール・マリオタキス(Nicole Malliotakis)氏のキャンペーン広告。民主党現職のマックス・ローズ(Max Rose)下院議員を16ポイント上回り、勝利宣言を行った。(ローズ氏は、敗戦宣言を拒否)

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