クレヨンのCrayolaが重大発表。事態は思わぬ方向に

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米国で100年以上の歴史を誇るクレヨンのブランド、Crayola(クレヨラ)が、ナショナル・クレヨンデー(National Crayon Day)に、タイムズスクエアで重大な発表を行った。内容は、同ブランドの24色パックの中から、初めて1色を減らし、新しいカラーに入れ替えるというもの。

「リタイア」するという表現で、ダークイエローカラーの”dandelion(ダンデライオン、タンポポ色)”を製造中止し、ブルー系のカラーに変更することを発表。

クレヨラは、1903年にCrayola社(当時のBinney & Smith Company)がスタートした老舗クレヨンブランド。米国内で知らない人はいない程有名な商品。これまでに、製造中止となったのは数色のみで、24色ボックスから製造中止の色が出るのは初めて。ナショナルクレヨンデー前より、メディアやソーシャルメディア上で大きな話題となっていた。

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dandelionを愛するユーザーからは、#Dontgoのハッシュタグで存続を望む声が続出。

入れ替わりとなるブルー系のカラーに関しては、5月に発売を予定しており、カラーの名前を一般公募することも明らかになった。

その情報を受けて、早くもツイッターには、誰がはじめたか#NewCrayonColorsというハッシュタグが登場。ブルー系とは関係なく、様々な名前が登場。世相を反映し、政治にちなんだ名前を提案する人も続出。

GOP(共和党) WHITE

中心にいるのは、オバマケアの代替法案の撤回の際に、批判を浴びたポールライアン下院議長。写っているのは白人ばかり。

Hillary Blue

大統領選で敗北を喫したヒラリークリントン氏の心中を色に例えると。

Trumpkin

大統領を色に例えた新造語。「トランプ + パンプキン = トランプキン」

Impeach

大統領のImpeach(弾劾)を新たな色に提案する人も。

Bowling Green

大統領顧問ケリーアンコンウェイ氏が発言した架空の事件「ボーリンググリーンの虐殺」で有名になったケンタッキー州の都市を新色の名前に。

以下、全部政治ネタ

小売り店が発表をフライングする一幕も