NY州の新型コロナ感染者4,152人。75%の在宅勤務を義務付け

ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ(Andrew Cuomo)州知事は19日、会見を開き、新型コロナウイルスの感染に関する最新数字や州の取り組み状況を発表した。

NY州の感染者は4,152人、NY市2,469人

19日午前の時点で、ニューヨーク州の感染者数は前日より1,769人増え、4,152人となった。全感染者のうち777人(+513)が入院中している。

感染者の主な内訳は、ニューヨーク市が2,469人(+1,129)、ウエストチェスター郡798人(+260)、ナッソー郡372人(+189)、サフォーク郡178人(+62)、ロックランド郡53人(+23)、オレンジ郡51人(+19)、オールバニー郡43人(+7)、ダッチェス郡31人(+11)、モンロー郡27人(+13)その他となっている。

発表によると、これまでに22,284人(+7,584人)が検査を行った。このうち、ニューヨーク市内の居住者は9,534人(+3,337人)。
クオモ知事は、患者数の増加は検査数の増加に伴うものだと強調。感染患者数は、検査の加速によって明らかになったもので、パニックを起こさないよう呼びかけた。検査によって陽性患者を追跡し、隔離することで、感染拡大を防止することが重要だと述べた。

75%に在宅勤務を義務付け

感染拡大の防止対策としては、食料や薬局、医療サービスなど重要な事業以外の企業に対し、事業所内で働く人数を25%に減らし、75%を自宅勤務にするよう命じると発表した。昨日の発表では、事業所内の人数を50%以下にするよう求めていた。

住宅ローン支払い免除など

さらに救済策として、経済的困難に直面する住宅保有者は、3カ月間の住宅ローンの支払いが免除されると発表。「失業しているのなら、パートタイムだけで働いているなら、銀行と金融機関は90日間、住宅ローンの支払いを免除する。」と述べ、「これは本当の経済援助だ。多くの家族のストレスを緩和するものだ。」と語った。申請に関し、信用調査機関へネガティブな報告はないと述べ、クレジットスコアへの影響はないことを約束したほか、差し押さえは延期または一時停止されると述べた。また、ATMやクレジットカードの支払い遅延に伴う手数料を免除すると発表した。

屋内退避命令について

クオモ知事は、ニューヨーク市のビル・デブラシオ市長が主張する屋内退避命令(shelter-in-place)について、「市の封鎖や隔離義務付けなどの噂が飛び交っているが、これらは私が合法的に承認することとなる。」と述べ、現時点では実施しないと否定的な姿勢を示した。さらに「私たちはウイルスと共に、恐怖やパニックとも闘っている。」と述べ、「誤った情報や感情的な恐怖、パニックはより危険だ。実際にウイルスよりも制御不可能となりうる。」と、過剰な反応に注意を促した。

スタテン島でドライブスルー検査開始

ニューヨーク市で初めてドライブスルーテストが開始された。場所はスタテン島で、サウスビーチのシービューアベニュー(Seaview Avenue in South Beach)で、午前11時から午後7時まで営業。要アポイントメント(TEL:888-364-3065)

ジョンズ・ホプキンス大学によると、19日正午の米国の感染者数は10,755人(+3,761)で、死者は154人(+39)。全世界の感染者数は22万2,642人(+18,378)、死者は9,115人(+1,948)、回復者は84,506人(+4,769)。


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    保健当局は、咳や熱、息切れなどの症状がある場合は、直接医療機関に出向かず、事前に電話で症状や渡航歴について相談するよう呼びかけている。
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