米アパレルCoachが社名をタペストリー(Tapestry)に変更へ

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11日、1941年設立のニューヨークのアパレルブランド、コーチ(Coach, Inc)は、今月31日に会社名を「タペストリー」(Tapestry, Inc)へと変更すると発表した。

米コーチは今年5月ニューヨークのブランド、ケイト・スペード(Kate Spade)の買収を発表。2015年にはシューズメーカーのスチュアート・ワイツマン(Stuart Weitzman)を買収しており、ラグジュアリー・ライフスタイルカンパニーへと事業領域を広げている。

コーチ 社名変更 タペストリー
www.TAPESTRY.com

コーチCEOのビクター・ルイス氏(Victor Luis) は、これら3つのブランドが持つ将来性、包括性、革新性のバリューや、会社ばブランドのカルチャーのダイバーシティ(多様性)を反映する名前を模索していたという。
「タペストリーは、共通のプラットフォームとこれらのバリューを基に、創造性や、クラフトマンシップ、オーセンティックで、包括性を表現する名前だ。」とし、「我々のポートフォリオとブランドが新たな領域とマーケットへと拡大するのと共に、成長していく。」と語った。

米ブルームバーグによると、社名変更は、コーチ株にポジティブな材料とはなっていないようだ。11日現在、Coachの株価は2.8%下がり、38.90ドル。これは直近の3週間で、一番となる日中の下落率を記録しているという。

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