NY市 一部道路を歩行者専用へ。ソーシャル・ディスタンス実施で

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ニューヨーク市のビル・デブラシオ市長は、公園などでの人々の密集を解消するため、一部の道路を試験的に歩行者に開放すると発表した。

対象となる道路は以下の通り。27日~31日までの4日間(午前10時から午後7時)、少なくとも2車線で車両の走行を禁止する。
道路は、住民のリフレッシュやエクササイズのために開放され、今後エリアを拡大する可能性もある。

  • マンハッタン: Park Ave. between E. 28th and E. 34th streets in Midtown
  • ブルックリン: Bushwick Ave. from Johnson Ave. to Flushing Ave. in Williamsburg
  • クイーンズ: 34th Ave. from 73rd St. to 80th St. in Jackson Heights
  • ブロンクス: Grand Concourse between E. Burnside and 184th St. in Fordham Heights

バスケットボールコートのある公園は、ゲームができないように、フープが撤去された。デブラシオ市長は「できればプレイグラウンドは閉鎖したくないが、その準備はしている。」述べ、土曜日までに決定を下すと発表した。

先週末、プロスペクトパークで多くの人が外出しているのを見たクオモ知事は、他人と一定の距離を保つ社会的距離(ソーシャル・ディスタンス)が実践できていないと批判。市長と市議会議長に対し、24時間以内に、混雑を解消するための計画を提出するよう指示を出していた。