空港の荷物検査で見つかったネコ、自宅で感謝祭ディナーをペロリ

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ニューヨークのJFK国際空港で、乗客が預けたスーツケースの中から発見されたネコちゃん。その後、市内の飼い主の元へと戻り、サンクスギビングデーのご馳走に舌鼓を打ったようだ。

米国運輸保安庁(TSA)は22日、X線検査を通った預け荷物の中から、猫が発見されたと明らかにした。ツイッターにシェアした画像には、横たわるオレンジ色の猫のほか、ワインボトル数本、ワイングラス、ビーチサンダルなどが写っていた。別の写真では、ジッパーから茶色い毛がはみ出ている様子も撮影されている。持ち主に確認すると、家族のものだと主張したという。

報道官は28日、ツイッターを更新し、「スメルズ(ネコの名前)」は、フロリダ州のオーランドに向かう乗客のスーツケースの中に入っていたと説明。

ターキーやマッシュドポテト、ワインを前に、椅子の上で舌なめずりをするスメルズの写真を添え、「彼はブルックリンの自宅に戻り、感謝祭を楽しんだ」と無事を報告した。さらに「ディズニーワールドを駆け巡るビッグマウスがいると聞きつけ、それを追っかけようと企んでいたようです」とジョークを加えた。

飼い主のアリックスさんはニューヨークポスト紙の取材に、スメルズは仕事をしている間に、来客の男性のスーツケースに忍び込んだと語った

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警察は当初、男性が猫を連れ去ったのではないかと疑っていたという。しかしアリックスさんは「私たちの猫は、バッグや箱の中を確認するのが大好きで、一匹がスーツケースによじ登って入った」と話した。