カーディ・B「900万円のバッグを買うべき?」無神経だと大炎上も逆ギレ

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人気ラッパーのカーディ・B(28)が6日、900万円以上の高級バッグを買おうかどうか迷っているとツイートすると、ユーザーからはパンデミックで困窮する人が多い中で「無神経だ」と非難が殺到した。寄付を求める声も相次いだが、カーディBは自身の発言を擁護し、激しい応酬を繰り広げた。

カーディ・Bは「あのバッグに8万8,000ドルを投じるべき?ああ、そそられる」と絵文字付きでツイート。

ユーザーからは、「コロナで苦しむ88人に1,000ドルを送って」「食事にありつけない人に寄付なさい。このようなツイートがあるから私たちは金持ちにイラついている」「このパンデミックの最中、多くの貧困者に向かって尋ねてるの?なんてこと」「人生を変えることができる大金だ」「ジョージア州の上院議員選の決選投票のために使う方が、バッグよりもはるかに役立つ」など空気が読めていないと反発する声や、寄付を求める意見が多数寄せられた。一方「自分のお金は好きに使う権利がある」と擁護する声も上がった。

カーディBは、これまでに2億円以上の寄付を行ってきたと反論。4月にコロナ救済支援として1億円を寄付したことや、ニューヨークの医療従事者に2万食を提供したことが掲載された記事のスクリーンショットを連投した。

さらにパンデミック後、親戚全員の面倒を見ていることをアピールし、ユーザーに「そっちこそ何か寄付したわけ?」と逆ギレした。

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ツイッター上で自慢せず、セレブ仲間に相談すればいいのでは?いうコメントには「夫以外にセレブ仲間はいない。本物のファンは私にアドバイスしてくれて、たいてい従っている。自分は(ファンの)”バーディギャング”に聞いているのであって、おまえじゃない!」と言い返した。

カーディBはさらに、寄付チャレンジを申し出た。「寄付したレシートをドロップしてくれたら、私も団体に同額を寄付する。さあ始めよう!」とツイート。複数の人物は実際にレシートをツイートし、カーディBも寄付を完了したなどのやり取りが行われた。

これを目にしたユーザーの1人は「あなたには、もちろん8万8,000ドルのバッグ買う権利はある。でも問題の本質を分かっていない。あなたのツイートは、今苦しんでいる人たちに飛びげりを食らわせるようなもの。次は家族に聞くのがいいかもね」とたしなめた。カーディBは「あんたツイッターの門番?ばかげてる」と一蹴。

ニューヨークマガジンのYashar Ali氏も「あなたがいくら寄付したかって問題じゃない。食事を抜き、立ち退きを強いられるかもしれないという恐怖に怯えながら暮らしているパンデミックの最中に、8万8,000ドルのバッグを買いたいとツイートすること自体が、あまりに思いやりがないし、そうする必要もない」と述べたが、これにも猛反発。

「知ったことじゃない。私が2度100万ドルを寄付した時、あなたは何もコメントしなかったけど、今回は口出しするのね。私は誰の怒りも買っていないし、違法行為もしていない。謝るつもりはないわよ。必死こいて働いてるし、”私の友人であるファンに質問”しているんだから!痛い目にあいたいわけ」と激怒した。

その数分後、カーディBは謝罪コメントを投稿。「オーケー、みんな。謝るわ。これで満足?みんなコロナ会議を欠席して、ゴルフを楽しんでいるトランプには謝罪は要求していないようだけど」と嫌味を放った。

最後に「みんながギャンギャン言ってるバッグよ」とエルメスのムートンのバッグの画像を投稿した。カーディBは、エルメスのコレクターとして知られており、10月にクローゼットにずらりと並んだバーキンの画像をSNSに投稿している。

なおカーディBは、大統領選の民主党候補の一人、民主社会主義者のバーニー・サンダース上院議員の支持を表明しており、キャンペーンビデオにも出演している。