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バー上院議員 情報特別委員会委員長を一時降板、コロナ暴落前の株売却で捜査

リチャード・バー上院議員(共和党 ノースカロライナ)は、上院情報特別委員会の委員長を一時的に降板する。

共和党のミッチ・マコーネル上院院内総務は声明で「バー上院議員から今朝連絡があり、捜査の間、上院情報特別委員会の委員長を退く決定について話があった」と明かした。「判断は委員会の利害とって最良であることで同意した。明日中に有効となる。」と語った。

バー氏は今年2月、新型コロナウイルスの影響による株暴落前に最大で172万ドルの株式を売却していたことが判明。委員会の非公開の聴取で、各情報機関からパンデミックに関する情報提供を連日受けていたことから、違法行為の可能性を巡って司法省が調査を開始していた。

前日には、FBIが同氏の携帯電話を押収したと報じられていた。

The Hillによると、一時的な退任ついて、バー氏は記者に「委員会とメンバーのハードワークの妨げとなる。国家の安全は、妨げるにはあまりも重要だ」と理由を語った。一方、株を売却した判断については悪くないと答えた。

ProPublicaは今月6日、バー氏の義理の兄弟のジェラルド・ファウト氏も、バー氏が売却した同日、保有株の大半を売却していたと報じた。同氏は2017年、トランプ大統領によって全国調停委員会のパネルに任命されている。

バー氏の代理人のアリス・フィッシャー氏は、バー氏は「公の情報に基づいて株式市場に参加しており、2月13日の判断についてファウト氏と連携していない」と取引をめぐる2人のつながりを否定した。

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