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ブルックリンミュージアム フリーダ・カーロ展開催

ブルックリン・ミュージアム(Brooklyn Museum)では2月8日より、メキシコの画家フリーダ・カーロ(Frida Kahlo)の大規模な展覧会「Frida Kahlo: Appearances Can Be Deceiving」を開催する。

フリーダカーロ
Nickolas Muray (American, born Hungary, 1892ñ1965). Frida in New York, 1946? printed 2006. Carbon pigment print, image: 14 x 11 in. (35.6 x 27.9 cm). Brooklyn Museum? Emily Winthrop Miles Fund, 2010.80. Photo by Nickolas Muray, © Nickolas Muray Photo Archive. (Photo: Brooklyn Museum)

フリーダ・カーロの作品と生涯に焦点を当てた同展覧会は、象徴的な絵画やドローイング作品のほか、テワナの衣装やメソアメリカのジュエリー、ハンドペイントが施されたコルセット、手紙など個人の所有物や、映像、写真などが展示される。タイトル「フリーダ・カーロ:人は見かけによらない」は、彼女の有名な自画像から名付けられた。

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衣装など個人の所有物は、メキシコシティの生家「青い家」(Blue House、現フリーダ・カーロ記念館)のもので、これらが米国で展示されるのは今回が初めてとなる。

フリーダカーロ
Photo by Miguel Tovar. © Frida Kahlo & Diego Rivera Archives. Bank of Mexico, Fiduciary in the Diego Rivera and Frida Kahlo Museum Trust

展覧会は、政治やジェンダー、衣装、ナショナル・アイデンティティ、そして18歳の時の事故による後遺症が、フリーダの作品や人生におけるセルフプレゼンテーションを定義する上で、どのような役割を果たしたのかを探求する。

映像、写真や陶芸品も展示

フリーダカーロ
Frida Kahlo (Mexican, 1907–1954). Self-Portrait as a Tehuana, 1943. Oil on hardboard, 30 x 24 in. (76 x 61 cm). The Jacques and Natasha Gelman Collection of 20th Century Mexican Art and the Vergel Foundation. © 2018 Banco de México Diego Rivera Frida Kahlo Museums Trust, Mexico, D.F. / Artists Rights Society (ARS), New York

絵画は「Self-Portrait with Necklace」(1933)、「Self-Portrait with Braid」(1941)のほか、伝統的なテワナの衣服と額に描かれたディエゴの小さな肖像画に頭飾りを描いた「Self-Portrait as a Tehuana, Diego on My Mind」(1943)といった代表的な作品が含まれる。

フリーダカーロ
Ricardo Ayulardo, Family of Matilde Calderón y González, 1890. Silver gelatin print, 8 x 10 in. (20.2 x 25.2
cm). Collection of Museo Frida Kahlo. © Frida Kahlo & Diego Rivera Archives. Bank of Mexico, Fiduciary in the Diego Rivera and Frida Kahlo Museum Trust

写真家の父親ギリェルモ・カーロ(Guillemo Kaflo)が撮影した子供時代のポートレイトなどの写真や
、メキシコを代表する写真家マヌエル・アルバレス・ブラボ(Manuel Àlvarez Bravo)、ローラ・アルバレス・ブラボ(Lola Àlvarez Bravo)、ジゼル・フロインド (Gisèle Freund)、ニコラス・ミュレイ(Nickolas Muray)、エドワード・メストン (Edward Meston)など当時の有名な写真家による研究も紹介する。

カーロと夫の壁画作家ディエゴ・リベラ(Rivera)との趣味であった陶芸品、コリマ犬の彫刻、ナヤリトの男女ペアの像、トウモロコシの女神や風の神といったアステカ族の彫刻なども展示される。

同展覧会は、フェミニスト・アートのためのエリザベス・A・サックラー・センターのサックラー・シニア・キュレーターを務めるキャサリン・モリス(Catherine Morris)、ブルックリン・ミュージアムにおけるヨーロピアン・アートのシニア・キュレーターを務めるリサ・スモール(Lisa Small)が、ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A London)で開催された展覧会を元に企画した。

モリス氏は、フリーダを「フェミニズムのアイコン」と述べ、「展覧会は、彼女が世界でどのように自己表現し、芸術の中に自身を描いた方法の背景にある、独自のパワーを明らかにしており、フリーダへの理解を深めるだろう。」と語っている。

フリーダカーロ
Nickolas Muray (American, born Hungary, 1892-1965). Frida on Bench, 1939. Carbon print, 18 x 14 in. (45.5 x 36 cm). Courtesy of Nickolas Muray Photo Archives. © Nickolas Muray Photo Archives

フリーダは、1931年には夫のリベラと共にニューヨークへと旅行しており、同地での経験も紹介する。当時リベラは、ロックフェラーセンターの壁画を描くこととなっていたが、レーニンの肖像画を加えたため、解雇された。

1938年には、シュルレアリスムの詩人、アンドレ・ブルトン(André Breton)が影響力のあるジュリアン・リーヴィ・ギャラリー(Julien Levy Gallery)での個展を手配し、フリーダは国際的な成功を収めた。写真家ニコラス・ムライ(Nickolas Muray)による有名なカラーのポートレート写真は、グリニッジヴィレッジで1939年に撮影された。

Frida Kahlo: Appearances Can Be Deceiving

場所:ブルックリン・ミュージアム
住所:200 Eastern Pkwy, Brooklyn, NY 11238
期間:2019年2月8日から5月12日まで
チケットの発売は12月3日より。大人20ドル〜。チケット代は曜日によって異なる。
www.brooklynmuseum.org

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