「はじめまして!」キノボリカンガルーの赤ちゃん誕生 ブロンクス動物園

キノボリカンガルー
Julie Larsen Maher © Bronx Zoo

ニューヨーク市のブロンクス動物園で、珍しいキノボリカンガルーの赤ちゃんが誕生。この度、お腹の袋からひょっこり顔を出した可愛い赤ちゃんの動画が公開された。

同動物園で、キノボリカンガルーの赤ちゃんが生まれるのは14年ぶりなのだという。

赤ちゃんは、外の世界に興味津々の様子。まだ毛が生えいない頭をやさしくなめてあげるお母さん。動画からは親子の熱い愛がひしひしと伝わってくる。ジーン(´・ω・`*)感激・・・

キノボリカンガルーは、パプアニューギニア、インドネシア、オーストラリアにのみ生息しており、14亜種が存在するのだという。通常、標高1,200メートルを超える山林で、樹上生活を送っている。ブロンクス動物園のキノボリカンガルーは、アカキノボリカンガルーという種類で、パプアニューギニアのフォン半島にのみ生息する固有種。オスの成獣は、大きいもので身長75cm(尻尾を含まない)、体重13キログラム程度まで成長するのだという。

カンガルーやワラビーなどと同様に有袋類で、赤ちゃんはお母さんの袋の中で成長する。妊娠期間は6週間程度で、生まれたての赤ちゃんは人間の親指ほど。この世に生を受けた直後に、お母さんの体を這って、自力で袋の中まで移動するのだという。7ヶ月間ほどすると、袋の中から出て生活を始める。

キノボリカンガルー
Julie Larsen Maher © Bronx Zoo

カンガルーというよりも、ネコのような、たぬきのような、クマのような、モナーのような愛らしい容姿( ´ ▽ ` )ノ

キノボリカンガルー
Julie Larsen Maher © Bronx Zoo

袋の中からひょこり「外はあたたかくなってきたかな?」

キノボリカンガルー
Julie Larsen Maher © Bronx Zoo

ブロンクス動物園のジム・ブレハニー園長は「ブロンクス動物園にとって、大変嬉しい誕生であり、皆さんに、自然界の非常に興味深い進化的適応を観察する、またとない機会となるでしょう」と喜びを語った。

野生のアカキノボリカンガルーは、生息環境の破壊や狩猟によって数が減少しており、国際自然保護連合によって絶滅危惧種に指定されている。現在の生息数は2,500頭以下と推定されている。

親子には「ジャングル・ワールド」コーナーで会えるとのこと。動物園にとっても自然界にとっても貴重な赤ちゃん、たくましく、元気に育って欲しい!