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ブラッドリー・クーパー ニューヨーク地下鉄で襲われた?

『アリー/ スター誕生』でアカデミー賞にノミネートされた俳優・監督のブラッドリー・クーパー(46)は、ニューヨークの地下鉄でナイフを突きつけられ、襲われそうになった経験があるという。ダックス・シェパードのポッドキャストの番組「Armchair Expert」で、明かした。

ブラッドリー・クーパーは、元パートナーのイリーナ・シェイクとの間に生まれた娘、レア・デ・セーヌちゃんをニューヨークで育てており、日頃から街を歩いたり、地下鉄を利用したりしているという。

襲われそうになったのは、2019年10月。レアちゃんをロシア語学校に迎えに行く際、地下鉄に乗ったところだった。

誰かが近づいてくる気配を感じたブラッドリーは、ファンが写真を撮ってほしいのかと思ったが、すぐにそうではないことに気がついた。

「(映画の)フレンチコネクションさながら、柱に背をして立ち、近づいてくる男の方を向くと、ナイフを持っているのが見えた。目を見た時に、あまりに若いくて、驚いた」と状況を説明。

その時ヘッドフォンから流れてきた音楽が、「まるごと、この場面のために作曲されたようだった」と冗談めかして話した。

続けて、男の腕をひじで払いのけ、その場から走って逃げたと語った。改札口を飛び越え、入り口付近で身を隠しながら、携帯を構え、男が改札を飛び越えたところを激写。さらに「階段を駆け上がり、7アベニュー方面に逃走する男を追いかけながら、さらに2枚写真を撮った」と武勇伝を語った。

その後、2人の警察官に男の写真を提示したところ、警察官から何度も、刺されていないか質問された。「人は刺された時、ショック状態で、気づかないこともある」と説明を受けたという。

ブラッドリーは「本当にクレイジーだった。街が居心地良すぎて、油断していた」と自戒を込めて、振り返った。この時の体験は、知人にも話したことがないと話した。

なお、Page Sixがニューヨーク市警察に確認したところ、ブラッドリー・クーパーから被害届が出された記録はなかったという。

ニューヨークの地下鉄での犯罪件数は、過去25年間で最低水準にあるものの、利用客が突き飛ばされたり、刃物で殺害されたりするなど、物騒な事件が相次いでおり、利用者の間で安全性への懸念が広がっている。

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