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NY市 BLMプロテスターが破壊行為 富裕家庭の娘やベストセラー作家の息子を逮捕

マンハッタンで4日夜、ブラックライブズマターのプロテスターの一部が、店舗やATMを破壊する事件が発生した。
同事件の逮捕者の中に、建築家と児童精神科医を両親に持つ裕福な家庭の娘や、著名なコミックライターの息子が含まれているとニューヨークポスト紙が報じた。

逮捕されたのは、Clara Kraebber(20)。母はコロンビア大学やNYUのデザインを手がける建築会社Kindred Arch.Worksを経営しており、父親はコロンビア大学で教鞭を執る児童・思春期精神科医だという。マンハッタンのイースト・エンド・アベニューのほか、コネチカットにも別宅を所有している。

Kraebber容疑者は2014年、ハンターカレッジハイスクールの学生時代に、マンハッタンで行われたマイケル・ブラウン射殺事件の抗議集会にも参加していた。

事件では、ロウアーマンハッタンのスターバックスやドラッグストアの外壁や銀行などのATMが破壊された。警察は、被害総額を10万ドル(約1,050万円)と発表している。同日の抗議デモは「New Afrikan Black Panther Party」などによって組織されていた。
Kraebberさんは第1級暴動の罪に問われており、有罪の場合、最長4年の禁固刑を課せられる可能性があるという。

▼監視カメラに映ったスターバックスの破壊行為の様子

同紙はまた、ニューヨークタイムズ・ベストセラーのコミックライター、グレッグ・ルッカ(Greg Rucka)氏と作家ジェニファー・ヴァン・メーター(Jennifer Van Meter)氏の息子、Elliot Rucka(20)も逮捕者の1人だと報じた。グレッグ・ルッカ氏は「The Old Guard」や「Lazarus」などのヒット作品を手がけている。
息子のルッカ容疑者はポートランド在住で、なぜニューヨークのデモに参加していたのかは不明だという。

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