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『ブラックパンサー』俳優チャドウィック・ボーズマンさん、43歳で死去

映画『ブラックパンサー』で主演を務めたチャドウィック・ボーズマン(Chadwick Boseman)さんが28日、結腸がんにより死去した。43歳だった。AP通信が報じた。

公式の発表によるとボーズマンさんは2016年に、ステージIIIの大腸ガンが判明していた。病気はステージIVに進行したという。その間も「無数の手術や科学療養の合間」に、アフリカ系アメリカ人初の米最高裁判事となったサーグッド・マーシャル氏の伝記ドラマ『マーシャル 法廷を変えた男』(Marshall)や、スパイク・リー監督の「Da 5 Bloods」、「マ・レイニーのブラック・ボトム」(Ma Rainey’s Black Bottom)の作品に出演を果たしてきた。妻と家族が自宅で看取ったという。

『ブラックパンサー』(Black Panther)マーベルスタジオ初のアフリカ系アベンジャー映画で、2018年2月に全米公開された。米国内では『タイタニック』を超える大ヒットを記録している。

ボーズマンさんはワカンダの王子ティ・チャラ役を演じた。公式ツイッターでは、ブラックパンサーのティ・チャラに命を吹き込んだことは、彼の俳優人生で大変光栄だったと述べている。

ボーズマンさんは映画『42 ~世界を変えた男~』(42)で、大リーグ史上初の黒人選手として活躍したジャッキー・ロビンソン(Jackie Robinson)選手を演じた。
偶然にも28日は、ロビンソン選手を称える「ジャッキー・ロビンソン・デー」で、選手は42番のユニフォームを着用してゲームに出場した。

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