ブラックフライデーと感謝祭のオンラインセールスは米史上最高に

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ブラックフライデー オンライン売上
©mashupNY

米国のオンラインリテーラー大手100社の取引を測定するAdobe Analytics(アドビ アナリティクス)によると、今年の米国のブラックフライデー(Black Friday)とサンクスギビング(Thanksgiving)のオンラインセールスは、昨年より17.9%増加の79億ドル(約8,690億円)となり、史上最高の売上を記録した。
また、週明けの月曜に実施されるサイバーマンデー(Cyber Monday)では、66億ドル(約7,260億円)を記録し、米国史上最高の売上を予測している。

Amazonの株価は上昇

ロイターによると、最もディスカウント率が高い商品は、テレビやラップトップコンピューター、PlayStation 4などのゲーム機器、玩具だったという。
また、CNNによると、Amazonは、具体的な売上げは発表していないものの、ブラックフライデーがスタート後5時間で20万個の玩具を販売するなど、記録的な数字を達成。
昨年よりオンラインの売上げが18%上昇するという一報を受け、24日(金)Amazon(AMZN)の株価は2.5%上昇。創設者でCEOのジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)の資産は1日で25億ドル増え、総資産額は1,000億ドル(約11兆円)を超えたとされている。

一方で、実店舗に足を運ぶ人の数は、今年サンクスギビングデーに閉店する店が多かったためか、昨年の2日間に比べ、2%近く下落したという。

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ニューヨークのサンクスギビングデーセールの様子