シカゴの空港で、米軍高官を乗せた飛行機がバードストライクに遭遇し、緊急で引き返すトラブルがあった。
事故が起きたのは21日、ミッドウェー国際空港で、離陸直後のC-37型ツインジェットに、鳥の群れが直撃した。
An U.S. military C-37 plane carrying head of the National Guard collided with a flock of birds mid-air , and was forced to return to a Chicago airport on Monday evening.#birds #military #airport #aircraft pic.twitter.com/2B55QFlFUj
— FL360aero (@fl360aero) November 23, 2022
国防総省の州兵局トップで、統合参謀本部のメンバーのダニエル・ホカンソン州兵総局長が搭乗していた。
ABCニュースによると、ホカンソン氏はこの日、シカゴで、国家安全保障に関する会合とシカゴ州立大学でROTC(予備役将校訓練課程)の行事に出席していた。事故のために急遽予定を変更し、同日はシカゴに滞在をしたとみられている。
C-37は、ガルフストリーム社のビジネスジェットを軍用に改造したもので、政府または国防総省高官の専用輸送機として運用されている。
ミッドウェー国際空港からほど近い距離にあるオヘア国際空港でも、先月、マイアミ行きのユナイテッド航空1930便が午前11時ころ、バードストライクに遭い、緊急着陸した。