バイデン氏のリード 14ポイントに拡大、討論会後世論調査

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NBCニュースとウォールストリートジャーナルが大統領選テレビ討論会後に行なった世論調査では、バイデン前副大統領が、トランプ大統領に対するリードを14ポイントに広げたことがわかった。

調査はトランプ氏が新型コロナウイルスの感染を公表する前、討論会後の9月30日と10月1日に800人の登録有権者を対象に実施した。誤差幅はプラスマイナス3.5ポイント。

バイデン氏の支持率は53%で、トランプ氏は39%だった。討論会前に行なった世論調査ではバイデン氏とトランプ氏の差は8ポイントだった。14ポイント差は、2020年大統領選期間中で最大だという。

高齢者と郊外の女性の有権者の間で、トランプ氏の支持が大きく低下した。両候補の差は高齢者で35%、郊外の女性で33%となった。

討論会前、トランプ氏は、50歳以上の男性有権者の支持率で13ポイントリードしていたが、討論会後にはバイデン氏が1ポイントリードする結果となった。

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29日の討論会のパフォーマンスについて、49%がバイデン氏の方が良かったと答え、トランプ氏の24%を大きく上回った。

大統領としての気質について、回答者の58%がバイデン氏が優れていると答え、36%がトランプ氏を選択した。

エイミー・コーニー・バレット判事の最高裁判事指名に関して、35%が支持、33%が反対した。承認のタイミングについて、50%が大統領選後、38%が選挙前の承認採決を望んでいることがわかった。